こんにちは。メグミです。
英会話の勉強を始めたい、もしくは、始めたはいいけれど、良い勉強法がわからない・・。
早くペラペラ話せるようになりたい!
周りの人はどんな勉強法で英会話ができるようになったんだろう・・?
今回は、そんな疑問を持ちながら、英会話の勉強を独学で進めている方に上達できる勉強法をお伝えします!
ぜひご自分の英会話トレーニングに取り入れてください。
目次
英会話上達 第一の勉強法:音声
英会話上達において、最重要素材は「音声」です。
何となく音声が大事なのは分かっていた方も、今一度音声の重要性を確認してください。
なぜ音声が必要なのか
なぜ音声が必要なのか。
音が分からないことには、英会話の中で、その英単語を使うことができなくなってしまうからです。
英文の音やリズムが分からないと、自信を持って話をすることができません 。
ご自分の小さい頃を思い返してください。
母親の声を真似て発音の練習をしたこと、小学生のとき国語の時間に先生の後に続いて復唱していたことを覚えていますか?
お手本があり、それに似せるように何度も何度も反復することで徐々に自分のものにしていきました。
人は全てにおいて「マネ(模倣)」から習得します。
どんな分野でも、習得・上達とは「理論的な理解」だけでは実現しません。
私は中学英語を教えていますが、
「学校英語がダメだ。使えない」と言われる所以がここにあります。
学校という学びの環境下に「マネ(模倣)できる見本」がまるでないのです。
先生達は、理論的説明ばかりして理解させようとしている、「お手本」を見せないのです。
そりゃあ、いつまでたっても話せないよね・・と言われても仕方のない現状です。
45分の授業中に、浴びせるほどの「音声見本」があれば・・今頃日本人ほとんど英語話せています。
それぐらい音声という「見本」が重要なのです。
音声の効能
お手本の音声を「真似」し、 「繰り返し発声」します。
(繰り返し=反復の偉大な力を「英単語の覚え方-コツは「耳を使う」だ!実践トレーニング法」で詳しく伝えています。ぜひご一読を)
繰り返すことで「耳・口」に覚えさせ、実践で使える道具になっていくのです。
英会話に限らず、何かを「習得」するためには、なるべく「五感」を多く使って覚えるようにすると効率がいいと言います。
英語も、目だけを使って覚えるより、
②耳(聴覚)から音を取り入れ
③口(触覚)を使って復唱して覚えていく
という五感を多く活用して勉強した方が断然効率がいいです。
更に時間的効率だけでなく、「定着度」も「目のみ」よりも遥かに高いです。
音声素材による基本的勉強法
具体的に、音声素材を活用した勉強法を以下に紹介します。
基本となる参考書・トレーニング書・教材等いずれも共通して、音声素材があるのなら以下の勉強法が当てはまります。
①まず、英文を見ながら音声を「聞く」。
②音声を「真似して」発声練習をする。
③「繰り返し(2〜3回)」発声する。
④お手本に合わせて「シャドーイング」(重ねるように発声)する。
⑤自分の声を「録音」して聞き、お手本に近い音かチェックする。
*①〜⑤を3回ほど繰り返す
以上のメニューを見て「他の勉強もあるのにこんなにやるの?」と思われたかもしれません。
極端な話この「音声勉強法」だけを継続して行うだけでもいい!と言えるくらい価値ある勉強法です。
お手本音声を徹底してトレーニングできるやり方です。
ここまでの音声での勉強は、今までやったことがない方が大半なのではないでしょうか?
だったら即やってみてください!
どれだけ効率的で、どれだけ英会話が上達するか、すぐに体感できると思います。
英会話上達 第二の勉強法:独り言
「独り言?」一瞬首を傾げた方もいるでしょう。
結論から言えば要は「口と頭を動かし、自分で作りあげた英文を自分の口から発話する」というトレーニングなのです。
もちろん、「相手」がいれば最適な環境ですが、日本に住んでいる限りなかなかそれな難しい。
だったら一人で独り言です。
相手がいようと一人だろうと、発話する「頻度」が一番大事なのです。
独り言を英語に変換
私の場合、英会話の勉強を始めてから、思うように話せない日々が続いていました。
人前でスムーズに言葉が出てこないのです。
その時自分が子供だった時のことを再び思い返してみました。
すると、小さい頃は何の遊びをする時にも、よく独り言を言いながら遊んでいたことを思い出しました。
ままごとをする時にも、遊具で遊ぶ時にも、自分の思ったこと、これからしようとすること、1つ1つを声に出しながら行動していました。
「英語でも同じことをすればいいのでは?」
そう考え、その日から毎日独り言や考え事を英語でする癖をつけるようにしました。
すると効果はテキメン!!
外人の友達を前にしても言いたいことが前よりも断然スムーズに出てくるようになりました。
独り言を英語に変える、簡単で今からでもすぐに出来るので、これはとってもオススメです。
独り言は自分のペースでアウトプットできる
独り言学習の何がいいかというと、まず自分のペースでアウトプットできるという点です。
相手がいないので、言葉が出てこなくて気まずい空気になることもありません。
ただ、自分の話したいことを話し続けるだけ。本当にお手軽でいつでもどこでもできます。
外出先などで声を出すことが厳しい状況では、自分の頭の中で英語を使って考え事をしたり、感想を言うようにします。
もしくは自分の行動1つ1つを英語で実況中継するように話してください。
難しいことは言おうとせず、中学英語で十分です。
自分の 1日を表現することができます。次項で具体的な例文をご紹介します。
独り言による基本的勉強法
2パターンに分けてトレーニングできるよう提示いたします。
フレーズ関連づけ勉強法
まずはあなたの生活場面・状況に応じて以下のフレーズをそのまま話すトレーニングです。
(目の当たりにした)「視覚的状況下」と「英会話文」を関連づけるのです。
以下、様々な場面で使える「ショート英文」です。
考え事 |
|
なに食べようかな? | What do I want to eat? |
What should I have for lunch? | |
明日の天気はどうだろう | What is the weather like tomorrow? |
今日は何をしようかな? | What am I going to do today? |
感想 |
|
今日は楽しかったな。 | I had so much fun today. |
これ可愛いなぁ。 | This one is so cute. |
お腹いっぱい。 | I’m full. |
疲れた〜。 | I’m feeling tried. |
行動 |
|
歩いているとき | I’m walking. |
食べているとき | I’m eating a lunch. |
これから眠るとき | I’m going to go to bed. |
これから友達と会うとき | I’m going to see my friend. |
以上を、日々その状況に合わせてただ口に出す。これだけです。
「関連づけ」とは非常に効率の良い習得法で、習慣化すれば意図的に頭を使わずとも、「自動的に」英文が口から出て来るようになります。
最初は全部のフレーズを使おうとせず、1・2個から初めてください。1・2個でうまく「自動関連づけ」がいきそうならフレーズの量を増やすといいです。
瞬発変換強法
日常生活のシーンごとに、今度は短い英文を「自分で」作り出し、瞬時に独り言として話す勉強法です。
頭の中での「考えごと」を英語に変換しようと頭を使い、そしてそれをすぐに口から出そうとするのです。
ここで大事なのは、正確な文法や発音ではありませんし、長い文章も必要ありません。
短い言葉を英語に「変換する」・口から英語を「出す」ことが大事なのです。
瞬発的に英語に変換し、頭と口を連動させて常に使えるように日々トレーニングするのです。
瞬発力が問われる実際の英会話上達に大変役立ちます。
まず、短い「一文」から始めてください。
英会話上達 第三の勉強法: SNS・メールの活用
英会話上達法最後はSNSやメールを最大限活用した勉強法です。
その理由からお伝えします。
相手がいるアウトプットが重要
英会話は教科書を読むだけでは上達しません。
テキストや音声などを使って英単語や文法をインプットし、それを実際に自分の口を動かしてアウトプットすることが大切です。
第二の勉強法で紹介した「独り言勉強法」も立派なアウトプット法の1つですが、実際の「相手」がいません。
話しているのも聞いているのも自分なので、自分の英語の「使い方が適切か」が分からないのです。
結果、自分が話す英語が「本当に相手に伝わる英語なのか」そこが不明です。
独り言勉強法を経て、少し話すことに慣れてきたら、「対人」が存在する英会話勉強を行います。
外国人と直接話さなくてもアウトプット可能
その対人を通したアウトプットですが、外国人と直接話すだけがアウトプットではありません。
SNSやメールを通じて海外の方とコミュニケーションをとることも効果あるアウトプットです。
SNSやメールだと、実際の会話とは違い、自分で時間をとって文章をじっくり考えることができるので初心者の方にはオススメです。
もし知人に外国人がいたら積極的に連絡を取り合いましょう。
いない場合には、まず知り合いになることから始めます。
その知り合いになる方法もここでご紹介しておきます。
知り合いになる方法①:国際交流パーティー
「国際交流パーティー」に出席し、知り合いになりメール交換できれば一番効率的です。
そのパーティーの場で軽くお話をし、相性が良さそうな人と連絡先を交換し合います。
あとは空いた時間に連絡を取り合うことで、英会話勉強の環境が整います。
知り合いになる方法②:外国人と友達になるサイト・アプリの活用
交流パーティーなどに参加できず、周りに外国人と出会う機会のない方は、外国人と知り合いになれる「サイト」や「アプリ」を活用することをお勧めします。
ただし気をつけて欲しいのが、「信頼できる安全なサイトやアプリ」を選ぶことです。
世の中詐欺まがいのサイトが多く存在します。
だからと言って全てのサイト・アプリを拒否するのはあまりにもったいない話です。
以下に信頼できるサイトを紹介している記事URLを記載いたします。どうぞ参考になさってください。
SNSやメールでの具体的勉強法
ここでは勉強法といっても、相手の外国人と「文章」でやり取りをするだけですが、2点のコツを抑えてください。
文章やり取りコツ①:短い英文で送る
無理して「長い英文」を送らない方がいいです。
基本は「会話に瞬時に使える短い英文」です。
文法の緻密さ、文体の美しさも問いません。
「相手に伝わる簡単な文」が一番適しています。
文章やり取りコツ②:頻度を増やす
短い文でいいので、とにかく言葉を送る「頻度」を増やすことです。
頻度とは「回数」なので、「反復学習」も兼ねています。
何より回数をこなし、瞬発的に返答文が作れるようになることを目指します。
メールやり取り例文サンプル
メールでよく使う英文をいくつか紹介します。このような簡単な英文でいいので、連絡を取り合うことが大切です。
今メールいい?(そこにいる?) | Are you there? |
何してた? | What are you doing? |
どうしたの? | What’s up? |
ひま〜 | I’m just bored. |
どこか行こう | Let’s go out somewhere. |
聞いてよ! | Listen! |
〜の話聞いた? | Did you hear about 〜. |
昨日のテレビみた? | Did you watch TV last night? |
あくまでも例文なので、ご自分の状況に応じて使えそうなものを参考になさってください。
まとめ
いかがでしたか?
簡単にできる英会話上達ための3つの勉強法を紹介させていただきました。
3つ目の海外の方と連絡を取り合う、というのは少しだけハードルが高いかもしれません。
ただ一度やり取りが始まれば、非常に楽しく、最も実践的な勉強できます。
3つの勉強法に共通して言えるのは「関連付け」と「回数」です。
二つ以上の体の動きを関連付けてインプットし、
同じことを何回も繰り返すアウトプットを続けるのです。
毎日の勉強としてみるととても地味かもしれません。
しかしこの「地味な毎日の積み重ね」が一番私たちを裏切りません。
「どう考えても上達する以外の道はない」と心に刻み、今日から動いてみましょう!!
はじめまして。野原めぐみと申します。英会話講師をやっております。長年指導させていただいている経験から、
「中学英文法」を体感的にまで理解できることが、英会話上達の最短距離!
だと実感しています。
非母国語圏の人間だからこそ分かる、「肝」をズバリ提供できればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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