こんにちは!
トーイックの先生のマキコです。
今回は私が890点を獲るまでに実践した超具体的トーイック勉強法をお伝えします。
この記事を読めば、
・トーイック勉強の実際の進め方
・具体的な勉強時間
が分かります。
これを読んで即実行!に移りましょう。
目次
トーイック勉強法その1:トーイックに特化した勉強は必要ない!
実は、私はトーイックに特化した勉強はほぼしていません。
大学受験勉強や英会話の勉強をしながら、同時並行でトーイックの受験もしていました。
ですので
・学生は受験勉強の延長と捉えてOK
・社会人は「ピーナツ単語帳」を使う
これで大部分の勉強法に繋がります。
受験生は受験勉強で大丈夫
大学受験の英語とトーイックの英語にはあまり違いはありません。
問題形式や試験時間は当然異なりますが、身につけるべき知識はほとんど同じです。
トーイックの方がビジネス単語が多いのは事実ですが、大した差ではないのです。
例えていうなら
「英検2級の人が、トーイックは300点」
というようなことは、まずありえません。
もし、あなたが今「大学受験」や「高校受験」などの勉強を進めているのであれば、
トーイックのために新しく勉強を始める必要はありません。
受験勉強を進めていれば、トーイックの点数も必ず上がります。
安心して受験勉強を進めて下さい。
トーイックを勝利に導いた『単語帳』
大学受験が終わった直後、トーイックを受験しました。
その時使っていたのが、「ピーナツ」という単語帳です。
単語が2語以上のフレーズで学べるので、学習量に対して暗記できる量が2倍!
さくさく勉強が進むおすすめの単語帳です。
トーイック勉強法その2:『公式問題集』が一番のトーイック対策
・「他に特に英語の勉強をしていない」
・「受験生だけどトーイック対策をしないと不安・・」
という方は『公式問題集』を集中して解き、完全にマスターすることです。
私も公式問題集にがっつり向き合いました。
実は890点を取る前
スコアは760点でした。
この間の対策は公式問題集のみでしたので、効果は明らか!
130点は全て公式問題集のおかげです。
過去問として公式問題集を解く方法
トーイックは、過去問題が公表されないので公式問題集を解く必要があります。
その解き方・勉強の仕方です。
公式問題集は、以下の3ステップで取り組みましょう。
1.時間を測って1回分の試験問題を解く
2採点する
3.間違い直しをする
いたってシンプルですが
これを徹底して繰り返すことで
歴然としたトーイック力がついていきます。
本番試験と同じ基準で作成されている『公式問題集』は、最高のトーイック対策です。
公式問題集を完璧に理解することができれば、トーイック対策はほぼ間違いないでしょう。
中でも『間違い直し』が一番重要!
公式問題集に取り組む際に一番大事なのは、「間違い直し」です。
公式問題集を解いたら、解きっぱなしにしてはいけません。
必ず、間違い直しをしましょう。
単純な丸付け、点数換算だけでは絶対にスコアは伸びません。
間違い直しをしないのであれば、公式問題集を解くのは時間のムダにも。
きちんと間違い直しをして、効率よく学習します。
その「間違い直し」を次の章で細かくお伝えします。
トーイック勉強法その3:890点を取った『間違い直しの方法』
「間違い直しってどこまでやるの?」
「解答が理解できればいいの?」
実際「間違い直しの方法」って人それぞれでよく分からないですよね。
そこで私が890点を取得した時の間違い直しの方法をお教えします。
「リーディングセクション」の間違い直し方法
パート5〜7「リーディングセクション」の間違い直しの方法です。
〜リーディングセクション間違い直し方法〜
- 間違えた問題文をもう一度読む
- 分からない単語があれば、調べる
- 単語が分かっても意味がとれない文章があれば、調べる
- 知らなかった単語や文法を一枚のルーズリーフにまとめる
面倒くさいと思われそうですが・・
これこそスコアアップの「要(カナメ)」です。
具体的なポイントを見ていきましょう。
ポイント①分からない単語は辞書で調べよう
間違えた問題文には、たいていの場合分からない単語が含まれています。
意味が分からない単語は、辞書で意味を調べるようにしましょう。
解説を読むよりも、辞書で調べるのがおすすめです。
辞書で調べた方が、他の意味や例文を読むことができ、単語が暗記しやすくなります。
また、すでに700点以上のスコア保持者は、英英辞典を使ってみましょう。
英語を英語で理解するきっかけになり、読解スピードが上がりますよ。
ポイント②単語が分かっても理解できない時は、文法理解を。
単語が分かっても意味がとれない文章は、文法的に複雑になっています。
解説に説明が載っていますので、解説をチェックしましょう。
知識を深めて定着させるために、文法書や参考書で調べるのも有効です。
ポイント③弱点を一枚の紙にまとめて、毎日復習しよう
新しい知識や知らなかった単語は、復習のためにルーズリーフなどにまとめておきましょう。
私は、ルーズリーフを縦半分に折って、左側に知らない単語、右側に日本語の意味を書いていました。
この紙を毎日持ち歩き、通学電車で勉強していました。
「リスニングセクション」の間違い直し
パート1〜4「リスニングセクション」の間違い直しは以下のように進めます。
〜リスニングセクション間違い直し方法〜
- 間違えた問題のスクリプト(原稿)を読む
- 知らない単語の意味を調べる
- 知らなかった単語をリーディングと同じルーズリーフにまとめる
- もう一度音声を聞く(余力があれば)
基本的には、リーディングセクションと方法は同じです。
リスニングで間違えるのは『語彙力不足』が一番の原因です。
スクリプトを読み直して、知らない単語を見つけることが大事です。
音声の聞き直しは、絶対ではありませんが、余力があればぜひやっておくと良いでしょう。
トーイック勉強時間はどのくらいやるといい?
トーイックの勉強時間がどのくらいかかるのか、ざっくりお教えします。
890点を取ったときに、私が実践したトーイックの勉強は以下の通りです。
〜実際の勉強時間〜
・2回分の公式問題を時間を測って解く(2時間x2)
・2回分の間違い直し(2時間x2)
・知らない単語リストの復習(10分x毎日)
トーイックの勉強時間は合計で、「8時間+毎日10分」です。
これは大変効率的な勉強時間だと思っています。
集中して勉強したのは合計4日間
トーイック受験生とはいえ、他にも宿題や仕事があってのこと。
ただ、まる2時間公式問題集を解くと考えると、
合計「4日間」の休日確保は必要です。
1回分の公式問題を解くのに2時間、間違い直しに2時間は必要です。
4時間通して行うことも可能でしょうが
それ以上は集中力も体力も低下します。
2回分の問題を解いたとして合計「8時間」
もっと回数を増やしたいのであれば一日4時間やったとして・・
やはり4日間は確保したいところです。
毎日少しずつの学習が一番効果的
公式問題を解いたあと、知らない単語は全て一枚のルーズリーフにまとめます。
そのルーズリーフを毎日10分程の勉強に使っていました。
縦半分に折って、日本語を見て英語を言ったり、
英語を見て日本語を思い出したりしながら、知識を定着させていきます。
1日目は、上半分。
2日目は、上半分で間違えた単語+下半分。
というように、間違えた単語は毎日繰り返しチェックします。
毎日学習していれば、どれほど覚えづらい単語でも、4〜5日で覚えることができます。
暗記をしたいなら、毎週1時間よりも毎日10分が絶対におすすめです。
毎日勉強した単語リストは、試験当日も会場に持っていきましょう。
「ちゃんと勉強したから大丈夫!」とお守りのように感じられますよ!
まとめ
この記事では、私が実践したトーイックの勉強法&勉強時間をお伝えしました。
・特別な参考書などでの学習は必要ないが
・単語は「ピーナツ」で抑えておく。
・そして「公式問題集」をマスターする
色々なものに手を出さずこれだけで勉強できます!
まだ挑戦していない方は、ぜひ一度問題を解いてみましょう。
希望のスコアを獲得できることを祈っています!
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