英検準2級ライティング問題!理由2つで合格する書き方とは

結論から言います。

私はこう言い切れる自信が100%あります。

準2級ライティングは怖くありません!大丈夫です!

やばい!ライティング対策何もしていない・・!

準2級ライティングってやっぱ3級より相当難しい・・?

受験生は身構えています。

「自分に準2級の英作文が作れるんだろうか・・?」

言っちゃいます。

準2級ライティングの問題はちっとも怖くありません。

要は「理由2つ」が頭に浮かぶかどうかです。

これだけで合格の道です。

準2級は「高校中級程度」と言われますが、

ライティングに限っては「中学英語」のみでいけます!

準2級ライティングは絶対大丈夫!と言い切れる「謎解き」と

抑えるべき「ポイント」・文作りの「手順」を

めちゃ分かりやすくお伝えします!!!

 

 

1、英検準2級ライティングの問題を知ろう。

まずは以下の準2級ライティング問題の概要を頭に入れます。

・概要①:出題形式(ジャンル)・出題条件  
・概要②:配点・評価基準
・概要③:解答時間

概要①:出題形式(ジャンル)・解答条件

準2級ライティングの出題形式と解答条件です。

出題形式(ジャンル)

「 Q U E S T I O N」という問題が1文で1問提示されます。

この「 Q U E S T I O N」に対してあなたの意見を英作文にしていく、という形です。

「 Q U E S T I O N」の内容(ジャンル)は、過去の出題でいうと、

<ライティング過去の出題ジャンル>

・「両親は子供にゲームをさせるべきか」

・「ファストフードは人々にとって良いものか」

・「子供にとってスポーツをすることは重要か」 

など、日常社会的問題・学校活動・環境問題などが出題されました。

解答条件

あなたの意見を英作文にしていく際の条件が決まっています。

1、まず「 Q U E S T I O N」に対するあなたの考えを「賛成 or 反対」で提示する。

2、その「理由を2つ」必ず挙げる。

3、最初から最後までを合計「50~60 語」で書く。

合計50語に満たない場合は「理由2つ」を見直す必要があります。

 

 

概要②:配点・評価基準

ライティングの「配点」と、どんな点を評価されるのかの「評価基準」です。

配点

・『内容』『構成』『語彙』『文法』の4項目ー各4点で評価。

合計16点の配点がある。

評価基準

・『内容』・・求められている「内容」が含まれているか。

・『構成』・・文「構成」は分かりやすく論理的か

・『語彙』・・適切な「語彙」が正しく使えているか

・『文法』・・「文構造(文法)」が同じ文の繰り返しにならず、表現を変え伝えることができるか

この4項目が問われます。

 

 

概要③:解答時間はどのくらいある?

英検公式ホームページでは、一次試験を

筆記(75分)/リスニング(約25分)と設定しています。

参考資料:英検公式ホームページ「準2級の試験内容」

実際は、筆記の最初のリーディングが50分前後で完了できると

次のライティングに「20分」が確保できます。

残り5分で全体の見直しをして、

後はその次の「リスニング問題の選択肢」を先に確認しておくとベストです!

 

 

 

2、英検準2級ライティング「理由2つ」を作るぞ!

ライティング概要が頭に入ったところで、実際書いていくわけですが、

最初に知っておくべき「書き方のコツ」をお伝えします。

とても楽に効率的に書けるようになるので、ぜひ以下4つのコツを抑えてください。

<書き方のコツ>

コツ①書く前に注意!「自分の意見ありき」ではない
コツ②「理由2つ以外」はめちゃ簡単
コツ③自分が持ってる「駒」だけで戦えるか
コツ④もっともらしい「理由」テンプレート

 

 

コツ①書く前に注意!「自分の意見ありき」ではない

ライティング問題は、まずいの一番に、質問に対して「賛成」か「反対」か

どちらか立場を決めなければなりません。

その時に「自分の意見ありき」で書き始めないことです。

ぶっちゃけ、あなたが「賛成」なのか「反対」なのか。

どれだけ正しい、道徳的なことを言っているか。

などは大して重要ではありません。

それよりも

・自分が持っている『引き出し(語彙力・文法力)』の中で理由2つを作れるか?

・自分が持っている持ち駒だけで戦えるか?

こちらの方が重要かつ優先されるべき条件なのです。

 

 

コツ②自分が持ってる「駒」だけで戦えるか

「自分の信念・考えはこうだ!」という熱い思いで書き始めても

その表現方法に行き詰まり、時間内に書けない・文字数が足りない・・・

なんてことでは意味がありません。非効率的です。

「質問に対して、こんな構文なら書ける!この単語なら書ける!」

という自分の「持ち駒」を把握しながら、

『賛成か反対か』『理由2つ』を決めていくのです。

「自分の真の考え」を真ん中に置いて書き始めては危険です。

自分ができること・自分が持っているものを知ることが、ライティングでは求められます。

 

 

コツ③「理由2つ以外」はめちゃ簡単

準2級のライティングでは「理由2つ」をあげるのに頭を使うだけで、

他の文はめちゃ簡単です!

何も考えずに書けます。

具体的にいうと、理由2つ以外に「3文」書かなければならないのですが、「型」が固定しています。

理由2つ以外の【定型文】〜

【序盤1】● I think 〜意見〜. / I don’t think 〜意見〜.

【序盤2】● I have two reasons.

【終盤】● Therefore, I think 〜意見〜. / I don’t think 〜意見〜.

*しかもこの中の「〜意見〜」は、

問題の中の表現をそのまま用いるといいので、わけなくできます。

とにかく「理由以外の文は簡単だ」と楽に考え、「理由2つ文」にのみ集中していきましょう。

 

 

コツ④もっともらしい「理由」テンプレート

最後にとっておきのコツです。

「理由」ってなんだかんだ言って結局「もっともらしいこと」を言えばいいんです。

「もっともらしいこと」っていろんな理由に使えますよね!!

例えば・・・

◆健康に良い

◆学校生活が楽しくなる

◆友達がたくさん作れる

こういうもっともらしい表現を「型」として自分の引き出しにいくつか作っておくのです。

以下これ、絶対このまま「自分の文」にしてください!

〜もっともらしい「理由」テンプレート〜

・人々はより健康になれる・・「People can become healthier.」

・学生らは学校生活を楽しむ・・「Students enjoy their school life.」

・私たちは友達をたくさん作ることができる・・「We can make a lot of friends.」

あくまで例ですので、

こう言った「もっともらしい」文を、本番までにたくさんストックしましょう。

 

 

 

3、実践問題で合格!やらなきゃ始まらない、書くぞ!

資料画像:英検公式ホームページ「ライティング問題教材」より

なんだかんだ言っても書かなきゃ始まりません。

実際ここで書いてみましょう!

以下の手順で書き進めます。

❶サンプル問題で「ライティングの形式」を叩き込む
❷「日本語メモ」絶対作ろう
❸ライティングの「型」を持っておく
❹自分の作れる表現で「理由2つ」を書く
❺「説明・補足」には『when』『if』などを使う

 

 

❶サンプル問題で「ライティングの形式」を叩き込む

英検の公式ホームページで、「サンプル問題&解答例」を載せています。

こちらでまず「形式」を叩き込みます。

英検公式ホームページ:「サンプル問題&解答例」

 

 

❷「日本語メモ」絶対作ろう

英文を書き始める前に、必ず「日本語メモ」を作ってください。

なぜ日本語メモが大事?

なぜ日本語メモが大切かというと・・

・頭の中のごちゃごちゃした英語表現を整理できる。

・「自分の持ち駒」で英作できるかが明白になる。

・「日本語メモ」以外のことを英語で書こうとしなくて済む。

というわけで、日本語メモを作った方が断然効率的。

あっという間にライティング解答が完成します。

日本語メモで「7割」は完成する

日本語メモを作る際、前提として

自分が英語で表現できる解答しか作らない」のです。

するとできあがった日本語メモは、当然「全て英語で書ける」んです。

しかも、整理しながら作っているので、文構成もバッチリ!

あとはメモに従って英語にしていくだけ。

めっちゃ楽勝!3割の労力で解答できます。

逆にいうとそれくらい日本語メモが重要なのです。

 

 

❸ライティングの「型」を持っておく

先述の通り、準2級ライティングは「理由2つ」が書ければいいのです。

その他のパーツは「型」を先に持っておきましょう。

以下、全部で「5パーツ」の型があります。

これが作れればいいのです。

 

 

❹自分の作れる表現で「理由2つ」を書く

集中すべきはこの「理由2つ」です。

最大のコツは、とにかく

「一般的で、もっともらしい理由を書く」ことです。

なので、例えば第2章でお伝えした

コツ④もっともらしい「理由」テンプレート』の

「健康に良いから」「友達がたくさんできるから」「学校生活が楽しいから」・・

などの「もっともらしい表現」を英文として先に書けるようにしておくのです。

 

 

❺「説明・補足」には『When』『If』などを使う

あとは、『理由1を支持した説明・補足』を書かなければなりません。

ここは接続詞が大活躍します。

<接続詞を「説明・補足」に利用する>

・「When〜,〜〜.」〜の時は〜〜だ。

・「If〜,〜〜.」もし〜なら〜だ。

この構文をうまく利用して説明・補足をしてあげるのです。

このような接続詞をうまく本番で使えるように、練習は必要です。

以上のことを踏まえて、過去問などで解答してみましょう!

 

 

 

4、自信を持って合格、この予想問題集おすすめ!

【CD付】7日間完成 英検準2級予想問題ドリル 新試験対応版 (旺文社英検書)

 

ライティングの問題をたくさんこなして自信をつけたい方なら、この参考書です。

 

ライティング専用ではありませんが、「7回」は解けます。

ライティングだけなら他の出版社からも多々出ているのですが、

やっぱり旺文社いい・・!

予想問題がかなり「ドンピシャ」で設定されており、すごく勉強になります。

指示・利用のさせ方が明確で、とっても使いやすい。

学生さんはもちろん社会人にも適する良本です。

 

 

 

まとめ

今回は英検準2級ライティングの書き方・解答の仕方についてお伝えしました。

まとめると、

✔1、ライティング問題の概要(出題条件・配点・時間など)を知る。

✔2、「2つの理由」の考え方・書き方。

✔3、サンプル問題を参考に実践で書いてみる。

✔4、おすすめの予想問題集

でした。

 

実際にみなさんが「ライティングの準備・勉強をする」ことを想像しながら

点を取るために大切なこと・「考え方のコツ」も細かくお伝えしました。

伝えたいこと全部出し切りました。

出し切ったので、かなりの充足感と疲労感(笑)

これから準2級を受ける全ての方々の合格を心より願っています。

この記事と一緒に乗り越えてください!

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

ぜひコメントやご質問いただけると嬉しいです^ ^!!

野原めぐみ

11 件のコメント

  • 準二級二回目の挑戦。
    シニアでも頑張って、準1級を取りにいきたいです。
    参考になりました。

    • 嬉しいメッセージありがとうございます!!^ ^
      はい、絶対に取りに行けます!!
      心底信じています。
      頑張ってくださいー!!!

  • 息子(六年生)にこの記事を読んであげたら、急にライティングに自信が着いたようで、やる気がでた!といってくれました。明後日の試験頑張れそうです。ありがとうございました。

    • 素敵なメッセージありがとうございます!
      6年生で準2級?!素晴らしすぎる〜!!
      こちらこそやる気いただきました。
      今日の試験大成功祈ってます!
      頑張れ息子さんー!!

  • ありがとうございます。おかげで自信が付きました!ずっと(また落ちたらどうしよう…..親にも申し訳ない…)と落ち込んでいました。親にも「次合格しないとスマホ取り上げるからね」と言われました。私は今、中一ですが一ヶ月後に準二級を受けます!二回目です。今からライティング勉強をしても合格出来ますか?後リーディングも苦手なので単語を頑張って覚えていますが、どう言う風に覚えればいいんだろうと思っています。あと、中々集中が出来ません。どうすればいいですか?ライティングは文字の並べて方と具体的な理由を英語で書くのが分かりません…やはり単語を覚えるしか無いのでしょうか….?ライティングで役立つ具体的な理由を教えてください!お願い致します!!(*- -)(*_ _)ペコリ

    • メッセージありがとうございます^ ^
      中1で準2級!すごい!!
      まず感じるのが、タカヨシさんものすごく焦ってる!
      焦るところから始めるのは、1番効率が悪い勉強法です。
      「あと1ヶ月しかない」じゃなく「あと1ヶ月で何ができる?」というところから始めてください。
      そして具体的な勉強法は「旺文社の英検問題集」をすり切れるほど解く!!!
      これを徹底して1ヶ月やってください
      これだけでいい。でも絶対マスターする!!
      まず流しで解いてみて!
      回数を重ねるごとに、時間配分や流れを掴んでいく
      旺文社だけで足りなかったら、他の似たような予想問題を解く。
      「単語」は単発で覚えるのは効率悪いです。文の中で覚えていく方がいいし
      声に出すのが1番いい。英文とか読んでる?じゃんじゃん読んで音で掴んで!
      集中力は誰しも続かないもの。ずっと勉強しようとしないで、「今日はこの予想問題全部解いたら終わり」とか
      自分で決めて取り組む。
      計画を立てて”自分で決めて”やっていけば、1ヶ月でできることはたくさんあるよ^ ^
      「試験受ける!」って自分で決めたんなら、自分で覚悟持って、自分と相談しながら進めてください!!
      自分で決めたら受かります!!応援してます^ ^!!

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