ちょっと待ってください！
教材選びの前にまず知っておいていただきたいことがあります。
そして自宅学習を迷っている方、どうぞ安心して学習させてあげてください。
大丈夫です。英語力は上がります！
ただ、「自宅で学習する」とはどういうことなのか？
自宅での英語学習の「３つの特徴」を知って、子供が学ぶプロセスを理解しておかないと
どんな英語教材を使っても同じです。
小学生の自宅学習の鍵は「親御さん」です。
「親の立ち位置」がどれだけ英語上達効果を引き出すか、ぜひご覧になってください！！
目次
小学生が英語を自宅で上達させる方法
まずは、学習塾や英会話スクールへ通うよりも「効果的に英語を上達させる学習法」です。
それは・・
親子が家庭内で
英語学習に対する『習慣』を共有すること
です。
「習慣」が存在しないと、どんなにいい教材をやっても効果は同じです。
逆に「習慣」が維持できれば、塾やスクールは不要です。
しかも塾やスクールで生まれる「習慣」よりも、
家庭内で共有された「習慣」の方が圧倒的に強固で、子供達の学力に直結します。
その理由を解説いたします。
英語学習「習慣」を親と共有すること
英語は「質」ではありません。
「量」と「頻度」です。
英語学習とは根本が「言語学習」です。
なんどもなんども口を動かし
なんどもなんども音を聞き
そして書いていく・・・
くだくだしいくらいに「反復・繰り返し」が超重要な科目です。
日本人の子供が英語が話せない・苦手意識があるのは、圧倒的に「量」「頻度」が足りないせいです。
（あともう一つ言うなら「お手本」が足りてません）
この「量」を確保するのに、正直言って「週一のお教室レッスン」などでは間に合いません。
（お教室をやっている人間が何言ってるんだと言う話ですが笑、本人が言うんだから間違いありません苦笑。）
そうすると、
家庭での時間＝自宅で学習できる「時間」がものを言います。
小学生が時間量をキープするには「習慣」が前提
でも・・家庭での時間が貴重だと理解できても、
その時間を有効的に英語学習に充てるのは
特に小学生には至難の技ですね。
そこで、英語学習を日々の「習慣」に落とし込む必要があります。
好きとか嫌とか、ヒマとか忙しいとか・・そんな段階でなく
「英語をするのが当たり前」という「習慣的行動」にしてしまうのです。
自宅学習こそ「習慣作り」には最適
「習慣作り」は自宅学習が一番適しています。
あとは、親は関心を持って学習を見守ります。
過度な干渉は要りません。
「勉強しなさい！」はNGです。
「あ、もう〇時になったよーやる時間じゃない？」でいいです。
きちんと事前に子供との間で「取り決め」が為されていたら、必死な叱りは要りません。
「決めた」んだから「やる」だけ。
ただそれだけです。
そんな堅実で強固な「習慣」は親と共有してこそ成立します。
これが、自宅だからこそ上手くいく英語学習法なのです。
そして「習慣」と同じく、子供の学習に大切な要素が「意欲」です。
「意欲」も親のちょっとした姿勢で、いくらでも生まれるのです！
小学生が英語を学習したくなる方法
「習慣」と同時に英語学習に欠かせない要素が「意欲」です。
子供が自発的に勉強するようになるには・・
親子が家庭内で
英語学習に対する『意欲』を共有すること
です。
英語に限った話ではありませんが、
親御さんが「ぜひ英語を上達させたい」と願うのなら「本人の意欲」は最大なる武器です。
この「意欲」」を上手く引き出してやらなければなりません。
英語学習「意欲」を親と共有すること
・英語は将来大事よ！
・勉強しておかなきゃどんどん英語難しくなるよー！
ついつい言いたくなりますが、こういう言葉はあまり子供には響きません。
子供だけに意欲を求めても無理です。
「意欲」を共有するのです。
◆英語の面白さ
◆英語が分かる興奮
◆上達する喜び
これらの体験を教えるのではなく一緒にシェアしていくのです。
「勉強好き」と「親の関心」は比例する
「勉強好きな子供」の共通点は何だと思います？
総じて「親の勉強に対する関心が高い」という点です。
と言っても、
✔・日々「勉強しなさい」が口癖
✔・テストで「✖」の箇所ばかり追求する
✔・勉強することを、何かと「交換条件」にする
などの関心の向け方ではありません。
子供が学んでいる内容を面白がって興味を持ち、一緒に「その時間を共有」できることです。
これが家庭内で可能になると「無敵」です。
学校や塾で体験する「共有」よりもパワフルです。
「親に認められたい」を英語にフル活用
●親が自分のやってることに興味持ってくれてる！
●親が自分のやってることを褒めてくれた！！
●親が自分と一緒にこの問題解こうとしている！！！
実際、うちの生徒さんの中でも成績優秀な子の親御さんは
ほぼ上記のような親御さんです。
こんな環境の小学生が学習意欲が出ないわけがありません。
もちろん「意欲」と言っても、続かない場合が多いにありです。
でもそれでもいいのです。
「習慣」と一緒に進めていけばいいのです。
昨日より、１週間前より、単語を覚えられているなら大成功です。
その「できた」ことをいちいち「言葉」にして「反応」として残していくのです。
このように、子供にとって非常に大切な「学ぶ意欲」が親と共有できるのも
自宅でしかできない学習法だと言えます。
英単語を覚えるたびに、英語を発音するたびに、
お父さん、お母さんが驚いてくれる！褒めてくれる！
短い時間でいいです。
1日１回でも子供が今日学んだことを覗いてみる・・これです。
小学生の根底は、みんな「素直」です。
大人が想像する以上に、子供は間違いなく英語力を身につけていくことでしょう。
そして最後に、
「時間とお金」をうまく使って、
英語の自宅学習の効率化を測る方法をお伝えします！
自宅で「時間・お金」を効率的に使う方法
最後に、効率的な英語学習方法を解説します。
それは・・
『時間とお金』の上手な使い方を知る
ことです。
どちらも使い方次第で、塾や教室よりも「効率的に学習できる」という点をお伝えします。
時間を効率的に使って英語学習する
現実問題、子も忙しければ、親も忙しい昨今。
小学生ともなれば
スポーツや別の習い事で曜日の調整ができない・・
親も親で
仕事を抱えながら子供の習い事の送迎、そこに英語教室への送迎なんて・・！
私が住んでいるような地方であれば、「子の送迎」はかなりの深刻問題。
田舎なので、片道２０分の送り迎えなんて「ザラ」です。
送ってその間に夕食の準備、下の子の世話、気づけばもうお迎え。
そして２往復で８０分・・！
１回の習い事送迎に８０分・・！！
一日８０分あれば、子供とどれだけ英語学習できるでしょう・・苦笑
そんなご家庭・環境であるのなら、無論「自宅での英語学習」が一番です。
送迎の時間の半分（40分・30分）でも、英語学習に充てられるのなら
どれだけの単語を覚えられるかということです。
親にとっても子にとっても大切な一日の中の「時間」
自宅学習で、外の教室に行く何十倍もの「学習量」が望めます。
英語学習は「質」よりも、「量」と「頻度」です。
一日「20分・15分」の学習時間で大丈夫です。
「頻度」を高めて、
✔・毎日学習
✔・毎日英語に触れる
を実践してください。
お金を効率的に使って英語学習する
英語に限らず、自宅での学習は一般的にリーズナブルです。
経済的負担が少ないので親としては助かります。
ただ、そんな安い「参考書」や「家庭教材」であったとしても
買って子供に渡して「はいどうぞ」では、利用価値が低いです。
子供自身がその教材を使いこなさない限り、その商品は「高い買い物」です。
子供に英語の参考書や教材を購入する際は「目先の高い安い」で判断せずに
「この教材をどう使わせてやろうか」
「この教材で何ができるようになるのか・・」
というところまでを親が把握して購入することをお勧めします。
英語教材・参考書は最初から「音声付き」を！
金額的なところで言うと
英語教材・参考書は「目先の高い安い」よりも大事な判断基準は「音声」です。
英語はどんな参考書でも「音声」がより詳しく付いているものを優先すべきです。
・「音」が分からない単語学習なんてありえません。
・「見本（会話音声）」がなくて話せるようにはなりません。
「ま、初めてどんなものか試すだけだから・・」と言う場合でも
必ず「音声付き」を使いましょう。
お金を無駄に使わないためにも初めから「音声付き」で提供してください。
たくさん「真似」ができる素材を用意してあげてください。
まとめ
今回は、小学生が英語を自宅で学習する際、
「教材を探す前に知っておいていただきたい学習法」についてお伝えしました。
１、親と「習慣」を共有する
２、親と「意欲」を共有する
３、時間とお金の効率的な使い方
この３点を抑えて教材探しを始めれば、
自宅学習ならではの良さが十分発揮されます。
ぜひ参考にされてください。
自宅学習オンリーでも、
時間とお金をうまく使えば驚くほどの効果が見えてきます。
そのための親御さんの「関わり方」が鍵です。
子供の「小さな上達」を日々楽しんでみてください！！^ ^
最後まで読んで頂きありがとうございます。
コメント・ご質問もぜひお待ちしております^ ^！！
野原めぐみ
はじめまして。野原めぐみと申します。英会話講師をやっております。長年指導させていただいている経験から、
「中学英文法」を体感的にまで理解できることが、英会話上達の最短距離！
だと実感しています。
非母国語圏の人間だからこそ分かる、「肝」をズバリ提供できればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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