・ちょっとした自己紹介なのに言えない・・
・せめて自己紹介はいつでもできる引き出しを持っておきたい・・!
「今、言いたいことが言えない・・!!」のジレンマ
いつでも自信を持って英語で自己紹介ができるとスマートですよね。
自分のことを相手に上手く印象づけられたり、会話のきっかけを提供できたりすれば、
その後のコミュニケーションがぐっとスムーズに進みます。
今回はどのような場面でも自信を持って使えるような基本的な「自己紹介英語例文」を紹介します!
目次
自己紹介例文テンプレート
まずは自己紹介の「基本の型」テンプレートとして使ってください。
〜自己紹介例文テンプレート〜
・Hi!
(こんにちは)
・I’m Megumi. Please call me Megu.
(私はメグミです。メグと呼んでください)
・I’m from Fukuoka, but now I live in Osaka.
(私は福岡出身で、今は大阪に住んでいます)
・I’m an office worker and work for a travel agency.
(私は会社員で、旅行代理店に勤めています)
・I like watching movies very much.
(私は映画観賞が大好きです)
・When I have some free time, I often watch movies and listen to music.
(時間があるときはよく、映画を見たり音楽を聴いたりしています)
・I’m studying English because I have to speak it at work.
(私は仕事で必要なので英語を勉強しています)
・That’s all. Nice to meet you.
(以上です。よろしくお願いします)
上記の例文で基本的な自己紹介としては充分ですね。
また、人前であらたまって自己紹介をする場面でなくても、
初対面の人との何気ない会話で充分に使うことができる例文になっているのではないでしょうか。
このような一通りの自己紹介を英語で行うことは、実はそんなに難しいことではありません。
なんと、これらの例文は全て中学英語だけで話すことができるのです!
英語で自己紹介例文「名前・出身・家族構成」
ここからは、ご自分の自己紹介文を作ってみましょう。
まずは、「名前・出身・家族構成」の項目です。
①「名前」
カジュアルな場面では上記の例文のように
“I’m ○○”と言うことが一般的で、自分のファーストネームを名乗ります。
日本では初対面の際に苗字を名乗ることが多いので、間違えないように注意しましょう。
※<ワンポイント>
多くの方がご存知のこの“My name is ○○”という表現にはやや堅いニュアンスがあり、
複数人の前であらたまって自己紹介をする場合やフォーマルな場面で用いられることが多いです。
また、この表現を用いる場合には苗字、名前の両方を名乗るのが一般的です。
”I’m ○○”とのニュアンスの違いを理解して、
その場に応じて上手く表現を使い分けられるようになりましょう!
Please call me 〇〇〜.
日本人の名前は外国人にとって発音しにくかったり、覚えにくかったりする場合があるので、
名前が長い場合には“Call me ○○”と名前を短くした呼び方を教えてあげましょう。
ちなみに、名前が短く呼びやすい場合、
例えば「ケン」のような場合にはわざわざ“Call me Ken”と言う必要はありません。
②「出身」
“A is from B”で「AはBから来ました。」
という意味になるので、人の場合はこれで「出身」を意味することになります。
〇〇には国や街の名前を入れることができます。
※<ワンポイント>
・I’m living in 〇〇〜.と現在進行形を使った場合には、
「〇〇に(留学などで)一時的に住んでいる。」
というニュアンスになります。
その他の出身表現
テンプレートの他にも以下の表現を使うことができます。
・I was born in Fukuoka. (私は福岡で生まれました)
・I grew up in Osaka. (私は大阪で育ちました)
「生まれた場所と育った場所が違う」ということを説明したい場合には上記の例文を使うことができます。
”I’m from ○○”だけでは「私は○○出身です」ということしか相手に伝わらず、
「生まれと育ちの場所が違う」という点までは伝えることができないので、
英会話に慣れてきたら出身地について詳しく言えると更に流暢になります!
③家族構成
・I have two brothers. (私には兄弟が2人います)
・I’m married and have two children. (私は結婚していて子供が2人います)
be married(結婚している)の使い方
“be married”で「結婚している。」という意味になります。
ちなみに、「○○と結婚している」と伝えたい場合は”be married to ○○”と言います。
また、動詞の「結婚する」は”get married”です。
ややこしいですが、整理できると自信持って言えるようになります。
have(〜がいる)の使い方
兄弟、子供、従兄弟などが「いる」と言う際には“have”を使います。
ペットを飼っている際にも同じように“I have a dog”と言うことができます。
✔豆知識<兄弟の言い方>
英語には“brother”と“sister”という単語しかなく、
日本語のように「兄、弟、姉、妹」を一語で表すことができません。
そのため自分の兄弟・姉妹が兄・姉か弟・妹かを言いたい場合、
・年上ならば“older”を付けて“older brother/sister”(兄/姉)
・年下ならば“younger”を付けて“younger brother/sister”(弟/妹)
と表現します。
英語で自己紹介例文「職業・勤め先」
一番頭を悩ませるのが「仕事していることをどう説明するか」ですよね。
でもこれも一文でも「自分の英語」にしてしまえたら、次の言葉が出て来るようになります。
「私は会社員です。」を英語で紹介
「会社員」は“office worker”です。
私たちが日常でよく使う“business man”は、英語では「経営者・管理職」を意味するので注意しましょう。
“work for 〇〇”で「〇〇(会社名など)で働いている」という意味になります。
また、このように“for”を使う場合は特に「○○の従業員である」というニュアンスになります。
※<ワンポイント>
「日本で働いている」や「病院で働いている」
「経理部(accounting department)で働いている」のように、
働いている「場所」を伝えたい場合には“I work in”を使います。
ちなみに、英語で「職業は何ですか。」と聞く場合には“
と言います。
こう尋ねられたら職業を聞かれているんだと思い出してください。
「私は学生です。」を英語で紹介
前述の“office worker”の部分に“teacher”や“student”など、
みなさんの職業を当てはめて使ってみてください。
・I’m an English teacher .(私は英語教師です。)
・I’m a university student. .(私は大学生です。)
また、学生さんの場合は
のように、“My major is ○○”で専攻を表すことができます。
英語で自己紹介例文「趣味・余暇」
次に「趣味・余暇の過ごし方」です。
この項目も人それぞれの言い方ありますが、
まずは1つ2つ「型」を作る方が、どんどん英語が口から出てきます。
「趣味」を英語で紹介
〇〇の部分をみなさんの好きなことに言い換えて使ってください。
✔豆知識<〜するのが好き>
“I like tennis”とだけ言うと、テニスをすることが好きなのか、
それとも観ることが好きなのかが曖昧なままになってしまうので、
「〇〇をすることが好き」と言いたい場合には“動詞+ing 〇〇”の形を使ってください。
例えば
・I like playing tennis.(私はテニスをするのが好き)
・I like watching movies.(私は映画を見ることが好き)
のように言います。
その他の趣味表現
「趣味」ですので、当然「hobby」を使うこともできます。
「余暇の過ごし方」を英語で紹介
(時間があるときは、よく映画に行きます。)
「時間があるときは」や「ヒマなときは」は、
・On my free time〜,
などを使います。どちらも同じ意味で使えます。
「よく、しばしば」と言いたい際は“often”を使います。
<頻度を表す言葉>
・usuallyー「普段は」
・oftenー「よく、しばしば」
・sometimesー「ときどき」
これらの頻度を表す言葉(副詞)を上手く使えれば、
より細かい点まで相手に伝わり便利です。
<回数を表す言葉>
例文)I play golf twice a month. (私は月に2回ゴルフをします)
“twice a month”で「月に2回」という意味になり、
“month”のかわりに“week”や“year”を使えば「週に2回、年に2回」と言うことができます。
・twice a weekー週に2回
・three times a weekー週に3回・once a monthー月に1回
・twice a monthー月に2回
・three times a monthー月に3回・once a yearー年に1回
・twice a yearー年に2回・・・
「1回」は“once”で
「3回以降」は“three times,/ four times…”となります。
ややこしいですが、覚えておくとめちゃ便利です!
英語で自己紹介例文「英語学習の理由」
最後に、よくネイティブから聞かれる質問です。
よく聞かれるので、自己紹介で先に伝えられるといいですよね。
例文①:「have to」を使って、英語の「必要性」を言う
(私は取引先の相手と英語で話さなければならないからです。)
“have to 動詞”で「しなければならない」という意味になります。
(私は仕事で英語が必要です)
と簡潔に伝えることもできます。
例文②「want to」を使って、「できるようになりたいこと」を言う
(私は字幕なしで映画を見たいからです。)
「want to 動詞」で「〜したい」と言えます。
(私は海外旅行に行ったときに外国人と話すために英語を勉強しています)
少し長いですが、こんな説明も中学英語でできるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
中学英語でこれだけの自己紹介を伝えられる!
ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
慣れない英語で外国人と話のはかなりのストレスもかかると思いますが
シンプルな英語をしっかり「自分の英語」にしてしまえば、
堂々とネイティブともコミュニケーション取れます。
ぜひこの自己紹介テンプレート活用してください!
最後までありがとうございました。
はじめまして。野原めぐみと申します。英会話講師をやっております。長年指導させていただいている経験から、
「中学英文法」を体感的にまで理解できることが、英会話上達の最短距離!
だと実感しています。
非母国語圏の人間だからこそ分かる、「肝」をズバリ提供できればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
コメントを残す