こんにちは、メグミです。
●念願の海外旅行!でも英語が・・。
●海外旅行はよく行くけど、いい加減英語できるようになりたい・・!
旅行で使う英語って、学生時代に学校で習ってきたものとは違うように感じますよね。
独特の言い回しだったり、知らない単語だったり、そもそも聞き取れないし…!
英語をそれなりに勉強して、英検やTOEICでもそこそこのスコアを取っているはずなのに、全く自分の英語が通用しなかった…
そんな様々な思いをしている人多いはずです。
そこで今回は、旅行の時の英会話の勉強法と、おすすめの本などをご紹介いたします!
目次
第1選:シチュエーションごとにフレーズを覚えてしまう
まずは、シチュエーション(状況)ごとの会話フレーズを覚える方法です。
旅行英語は「日常英語」
TOEICや英検などの勉強と違い、旅行の時に使う英語は「日常英語」です。
「日常英語」と聞くと、カジュアルで簡単そうに思うかもしれませんが、私たち日本人には大変難しいものです。
というのも、今までに教わってこなかったような「日常会話の言い回しや単語が」多数あるからなのです。
私たちは、習っていない・聞いたことがない英語の言い回しを耳にすると、それだけで頭が真っ白になり全てが「わからない!」と、分かる単語すら聞き取れなくなってしまいます。
その上日常英語は、カジュアルに「短く(短縮)」して言う場合も非常に多いです。
例えば現地の店員さんも、その短くしたフレーズを一瞬のうちにぺらぺらっと喋ってしまいます。
このような時のために、やりとり・フレーズを予め知っておくのはとても重要です。
この「知っておく」ということは非常に重要で、
難易度の高低ではなく、ただ「前もって知っておく」だけで、不安がなくなり聞き取れるのです。
相手が話すこと・聞かれることはほぼ決まっているので、覚えてしまっておけばそれだけで楽で自分が安心します。
シチュエーションとしては、飛行機・空港、ホテル、タクシー、レストラン、買い物など様々な場面が設定されています。
これら多数のシチュエーションに最適なフレーズ応答が、面白く学べるおすすめ本があります。
イメージ力抜群!旅行英語におすすめな本
旅行英語フレーズを身につけるのにベストな本です。
絵で見てパッと言う英会話トレーニング 海外旅行編 Nobu Yamada著
絵で見てパッと言う英会話トレーニング 海外旅行編 (語学書 単品)これは旅行英語学習者には大変おすすめな本です。
「絵で見てパッと言う英会話トレーニング」がおすすめな理由
この本を薦める理由を3つ挙げます。
理由1:シチュエーションが超リアルに設定されている
シチュエーションがかなり「リアル」に設定されています。
「まるで目の前にいる人と話しているような・・・」こんな気持ちになります。
そう、シチュエーション設定がリアルなので、旅行に行き現地の人と話している「イメージ」が作りやすいのです。
その上シチュエーションごとのフレーズが万全に網羅されていますので、あらゆる場面・状況で使えます。
理由2:イラスト付きで覚えやすい!
イラストが面白く、興味を引きます。
各シチュエーションを表した「イラスト」と「日本語訳」が1ページ目にあり、ページをめくると英語訳の答えがのっています。
言語習得のキーワードの一つが「関連付け」なのですが(詳しく「英会話上達方法を探しているあなたへ-3つの勉強法」でお伝えしています。)
その関連付けが、この「イラスト」で容易にできてしまいます。
「各場面のイラストとフレーズ」が結びつき、旅行英語の定着力を強固にします。
単なる「暗記」とは訳が違います!
イラスト見てイメージし、同時にフレーズを発話する練習をしてください。
実際の場面が想定しやすく、かなり覚えやすい本だといえます。
理由3:もちろんCD付き
もちろんですが、CD(音声)付きです。
言葉の習得には「お手本」が絶対必要不可欠です。
しかも、ただ「見本」として1、2回聞くではダメです。
ご自分がターゲットのフレーズを発音する時、必ず「リピート」や「シャドーイング(音声に少しだけ遅れてくっついて発話していくこと)」を何度も行なってください。
CD音声は使い方次第でどれだけでも力がつきます。
以上、大変薦められる参考書ですので、ぜひ活用してみてください。
第2選:日常会話リスニングに慣れる
次に「リスニング」にフオーカスしてみます。
旅行英語こそ、リスニングが超重要課題
普段、勉強している英語と、旅行などで使う「生の英語は別物だ」ということを先ほどお伝えしました。
これは「リスニング」において私達が最も強く感じるところです。
自分が英語で伝えるより何より、相手が目の前で「言ってる英語」が分からないと始まりません。
さらに「分からない・聞き取れない」という不安要素は、精神的に自分の英語力にダメージを与えます。
不安から、「分かる英語・使える英語」ですら使えなくなってしまうものです。
不安を解消するためにも、日常英語のリスニング力を鍛えておく必要があります。
続けられる!旅行リスニング力におすすめな本
先ほどの「絵で見てパッと言う英会話トレーニング 海外旅行編」 の音声でもリスニング学習ができますが、もっとリスニングに特化した本であるならばこちらがおすすめです。
月刊NHKラジオ英会話「英会話タイムトライアル」です。
NHKラジオ 英会話タイムトライアル 2018年1月号 [雑誌] (NHKテキスト)日常英会話のリスニングアップに適した本です。
学習には音声が必ず必要です。学習する時間が日々不定期ならば、こちらのCD版もあります。
NHK CD ラジオ 英会話タイムトライアル 2018年1月号 (語学CD)
英会話タイムトライアルがおすすめな理由
この本のおすすめ理由3点です。
理由①:使える会話文の豊富さ
難しい英語は一切使っていないのですが、言おうとすると言えない・・そんな実際の英会話フレーズが沢山出てきます。
リアルなフレーズなので「使えます!」
この「リアルな英会話フレーズ」を可能な限り、見本音声とともに口から出してください。
言える英語=聞ける英語です。
音声と同じような「音」が出るようになったら、その「音」の聞き取りは可能です。
このようにリスニングは「発音できる英語」をどんどん増やしていくことでUPします。
言える日常英語を増やし、リスニング力をどんどんつけていってください。
理由②:毎日続けられる「一回10分」
1回が10分間という短い時間なので、負担なく継続しやすいです。
加えて講師のスティーブさんは英語ネイティブですが、日本語もネイティブ並みの方。
英語と日本語の細かなニュアンスの違いも説明してくて、レッスン自体が興味深く楽しく受けられます。
英語の基礎がある人も、初心者も、説明が端的でわかりやすいので幅広いレベルの方におすすめできます。
理由③:ダウロードの便利さ
スマホにダウンロードできるなら、全ての移動時間が「リスニング学習時間」となり得ます。
とどのつまり、英会話上達とは「接触量」「学習の絶対量の多さ」なのですから、これほどいい環境は他いはありません。
いつでもどこでも英語に接触できる環境ができます。
このメリットは、ダウンロードチケットを利用した場合のみになりますが、CDを購入するより安価でもありますし、大いに利用してください。
おすすめリスニング学習法
今回の「英会話タイムトライアル」だけではなく、どんな本(テキスト)・音声でも応用ができる、リスニング学習法をご紹介します。
非常に基本的でシンプルな方法ですが、効果抜群です。
〜リスニング基本学習法〜
❶まず、テキストなし・音声のみで聞く。
❷再度音声のみで聞き、聞き取りにくい箇所・分からなかった単語をノートに書きとめる。
❸テキストを開き、書きとめたものと照らし合わせながら音声を聞き、答え合わせをする。
❹テキストを見ながら「聞き取れなかった箇所」を音読する。(この時も音声をリピートやシャドーイングしながら同じ発音をする)
❺最後にテキストなし・音声のみで聞く。全てが聞き取れているかチェックする。
以上のように、「耳」と「口」に集中して音声を活用すれば、どんな素材でもリスニング学習は可能です。
第3選:目的国・街を英語で調べて覚える
誰しもが旅行は楽しみたい!と思っているはずです。
美味しいお店や買い物スポットなど、しっかりガイド本で調べていると思います。
ただ、目的地についての下調べは「日本語のみ」ですよね・・?
ぜひ、インターネットを使って「英語で」調べてみましょう!
せっかく楽しみたいのに、日本語でしか下調べしないのは非常にもったいないです。
それと同時に「知識」と「英語力」どちらも身につく学習法なのです。
その「下調べ」で英語を覚える方法をお伝えします。
サイト上のお店の評判や情報を英語で見る
特徴的な料理や商品を扱っている所だと、旅行口コミサイトの英語版を覗いてみてみると、それを説明する英語が見つかります。
最初は少し「まどろっこしい」かと思いますが、そこは「トレーニング」だと割り切り読んでみましょう。
完璧に理解できなくてもいいのです。「調べる」行為の方が重要です。
英語という「手段」でターゲット商品を調べる行為で、「関連付け」が無意識にできています。
まさに効率のいい「覚え方」です。
英語で検索し、自分の知りたい「お店・商品」を英語で理解する習慣をつけましょう。
「知る時間」を「英語学習時間」に全て移行しましょう!
英語版wikipediaは歴史を知るのに便利
美術館や歴史的な場所に行くのなら、wikipediaの英語版を見ておくといいです。
全部の意味はわからなくとも予備知識として非常に役に立ちます。
観光地のパネルが理解できる
旅行に行く前に英語で歴史的背景を読んでおくと、いざ現地の観光地でパネルに英語しかなくても、ある程度理解できます。
「現物」を間近で見ながらの「パネル解説」ですから、さらに英語の語彙力が定着します。
現地の人とのコミュニケーションが楽しくなる
あるいは下調べによって、現地スタッフが親切に教えてくれたことに対する「理解力」もぐんと変わります。
これって自分が何より嬉しいですし、旅を存分に楽しめます。
更に現地の人に質問しやすくなりますし、自ら質問がしたくなります。
「現地の人とのコミュニケーションを怖がってしまう壁」をひとつ越えるのに、英語で下調べをしておくのはとてもおすすめです。
まとめ
今回は旅行英語の覚え方をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
海外旅行に完璧な英語なんて必要ありません。
旅行先が非英語圏の場合も多くあります。
大事なのはやはり「コミュニケーションが取れる」ことです。
コミュニケーションを取るために、定番フレーズを覚え、聞き取れる事前準備は本当に大事です。
事前準備のおかげで楽しい旅行になれば、また英語学習のモチベーションにもつながります。
ぜひご紹介した学習法・覚え方を実践し、素敵な旅行をしてください。
はじめまして。野原めぐみと申します。英会話講師をやっております。長年指導させていただいている経験から、
「中学英文法」を体感的にまで理解できることが、英会話上達の最短距離!
だと実感しています。
非母国語圏の人間だからこそ分かる、「肝」をズバリ提供できればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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