こんにちは。メグミです。
子供には英語を話せるようになってほしい
じゃ、英語始めるなら早い方がいい
今、親御さんの多くがこう考えていらっしゃいます。
もう最近は
お母さんよりもおばあちゃんのほうが熱心で、問い合わせも多くあります。
果たして、やはり早い方がいいのか?
やはり早い方がいいです。
ただし、「環境整備」という条件付きです。
まずは、英会話教室に行かせたい親御さんの「目指している地点」の設定が必要です。
英会話をさせることによって、お子さんにどうなって欲しいのでしょう?
「学校に行き出して困らない程度」であるならば、そう「リキ」まなくともよいでしょうが、
幼児から英会話を始める親御さんは
ほとんどが「ネイティブと渡り合えるくらいの英会話力」を願っておられると思います。
そうであるのなら
週に一回45分~60分のレッスン受けに行きそれで安心!では困ります。
完全に「期待外れ」で終わります。
いくら柔軟性のある、まねまねマシーン達でも
一週間「10080分」中の「45~60分」で英語がしゃべれるようになるなんて・・・
期待する方が無理です。
子供たちへの環境整備・・・無論「家庭内」です。
英会話に必要な「アウトプット」環境です。
乳児・幼児が言語を習得する過程ですが、
「2歳、3歳までに子供はず~っと聞いている。だからそこから話せるようになるのだ」
とよく耳にします。
違います。 実は違います。
ず~っと聞いている(インプット)ではないのです。
聞いて→「反応」して→「口から音を出し」て→相手の反応を聞いて・・・
これを繰り返しているのです。
つまり
インプット→「反応」→「アウトプット」→インプット→「反応」・・のくり返しです。
自分が「アウトプットした」ことで相手の反応を見て、
そこで新たに認識したり、再確認し、「次のインプットの質」を高めているのです。
子供はとにかく「アウトプット」で学ぶのです。
いくら脳が「柔軟だ」といっても
インプットの時間(レッスン時間)のわずかなアウトプットだけで英語ペラペラなんて、
期待される方がかわいそうです。
これは、より早く英会話を始めたとしても同じです。
なので、本人がほとんどの時間を過ごす「家庭」でのアウトプットが不可欠です。
お母さんが話せる必要はありません。
一緒に簡単な単語でも口に出せると尚よいとは思いますが、
とにかく本人が「アウトプット」できる環境・時間が必要なのです。
英語のDVDを喜んで見るのなら、大いに見せて頂きたい。
可愛いまねまねマシーン達は
一緒になって踊って歌って、短い会話をまねします。
こういう時間でも貴重なアウトプット時間です。
テレビ・DVDを子供の「悪」だと考える親御さんもいらっしゃいますが
「言語習得」の観点からは、親ができないなら代わりにやってもらおうってスタンスで。
そして
話せなくても
親御さんが、「興味・関心」を持ってくれていることが何より重要です。
自分の「家庭」の中に「英語を共有できる場」がある。
これが何よりアウトプットを促します。
これは「英語」に限ったことではないですね。
学童期に入った子供達全般に言えることかもしれません。
親御さんと家庭での小さな「環境整備」。
特に「アウトプット」がものすごく重要な
「幼児」そして「英会話」
もしお子さんが「ペラペラに英語を話せる」を想像していらっしゃるなら、
アウトプットの量(=時間)がそれを可能にする
を頭の片隅に置いておいてください。
今日も最後までありがとうございました。
野原めぐみ。
はじめまして。野原めぐみと申します。英会話講師をやっております。長年指導させていただいている経験から、
「中学英文法」を体感的にまで理解できることが、英会話上達の最短距離!
だと実感しています。
非母国語圏の人間だからこそ分かる、「肝」をズバリ提供できればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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