子供の成績を上げるために親を味方に付ける

こんにちは。メグミです。

昨日年に一度の、教室の「保護者懇談会」を開きました。

夜7時半から10時まで・・・つ、疲れた~~~!!!

ただ・・・いままで何回も保護者懇談会行ってきたのですが、

今年は私の中で「大成功!!!」でした!!

 

通常親御さんの懇談会ってみ~んな下向いて資料ばかり見て、

自分が話すときも言葉少なにあまり話そうとはしない・・・

ただ淡々と手続きをこなしていく・・・そんな会になりそうなところです。

でも、昨日の懇談会はまるで違っていました。

笑いあり涙あり・・・のような大盛り上がりでした!

 

私が今回伝えたのは「子供達の授業光景」でした。

今までは、親御さんには

「いかに英語がこれから先必要となるか」を必死に訴えていました。

でも今回は

「子供たちのリアルな現状をしっかり想像できるよう」を思い切り伝えました。

エピソードを織り交ぜ、子供達の普段の言葉をそのまま伝える形で。

 

すると

お母さん方ほんとうに最初から最後まで「喰い付いて」くれ、

子供達の意外な言葉にどっと大笑い!!

自然とお母さん方から、家庭での子供達のことも話してくれ

それが涙をさそう感動話だったり・・・

こうしてリアルな「子供達」と「英語学習」をお母さん方一人一人が想像できたところで

「宿題の大切さ」や「テスト結果を思い切り褒めてほしい」という私の訴えが

お母さん方の体にしっかりにしみこんでいる!!と実感しました。

 

子供の成績には

どうしても、どうやっても「家庭での学習環境」が大きく関わっています。

それは

親が口うるさく言うことでもなく、

あるいは口うるさく言わないことでもなく、

「学習に関心をもって関わる」ことなのです。

関心もってないのに「勉強しなさい」だけガミガミ言うなんてダメです。

逆に関心ないから何も言わないで、結果だけ見てためいき・・も同じくダメです。

 

もし親御さんご自身が

子供の成績を上げたいと願うなら

「私は中学生の勉強なんて分かんないから・・」なんて禁句です。

分からなければ子供に「説明をしてもらう」のです。

実はこれがかなりの効果を発揮します。

子供自身が、自分で意図せずに「アウトプット」できている状態になるのです。

 

「学習」ってどうしても「インプット」的要素が強そうですが、

この「アウトプット」こそ、強烈な「インプット」を引き寄せるのです。

そこで得た「新たなインプット」によりまたレベルの高い「アウトプット」ができる・・・

このスパイラル式相乗効果こそ最も質の高い学習です。

よく今耳にする「アクティブラーニング」もこの原理だと私は解釈しています。

 

親御さんが、勉強が分からなくたっていいのです。

分からないからこそ、関心だけをもって「アウトプット」の相手役になってあげるのです。

これだけでも、子供本人の理解度が何割も増してくるのです。

 

私はこれは親御さんにしかできないことだと感じ

「勉強」をはさみ、親御さんと子供達がもっと深く関われるよう

「子供たちの現状をリアルに想像できる」懇談会を行ったのです。

かなり熱く、エネルギーを注いでお母さん方と話しました。

でも、それって

私自身の中学生においての目的が、「学校の成績を上げること」だからです。

中学生においては

とにかく「学校」という彼らの大きなフィールドで「結果」を出し、自身もって学校生活を送って欲しい。

究極「そこ」だけです。

そのために親御さんも味方につけ

同じ方向を向いて子供達を押していく・・・この形がベストです。

私(講師)が親御さんと対立していい事なんて何一つありません。

そのための懇談会であり、日頃のお母さん方との接し方ですよね・・・

 

「形」だけの会にならずによかった・・・

 

うちの中学生はさらに成績上がります!!

 

今日も最後までありがとうございました。

野原めぐみ

 

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