英語の成績を上げる勉強法・取り組み方 5か条まとめ

英語の成績を上げる勉強法と、その取り組み方を5か条にしてまとめました。

 

 

一、<「黙読」ではなく「音読」です。>

黙読と音読とでは、「英文や例文の理解の度合い」がまるで違います。

ましてや覚えようとしているのなら「音読」は必須作業です。

●「黙読」は・・・「目」→「脳」を経て理解につなげようとします。

●「音読」は・・・「目」→「口」→「耳」→「脳」を経ての理解です

どちらが濃密な情報を得て脳が理解するか一目瞭然です。

実際行ってみると一番早いです。

「理解の度合い」からみると、「音読」の方が早いです。

単語・例文・長文読解もまずは「音読」からスタートしてみてください。

「口」と「耳」を介することがこれだけ記憶・理解に差がでることに気づくはずです。

 

 

 

二、<ワークやテスト等の問題は、分かる箇所から取り組む。>

参考書やワーク、学校から出されたプリントそしてテストもですが、

ザッと見て「分かる・自信がある」ところからやり始めてください。

性格的に几帳面で、「きれいに最初からやらないと気が済まない」という子が時々います。

しかしそれは非効率的です。

学生だけでなく、大人でもそうですが、

「勉強」とは、ほとんどが「自分の気持ち」との闘いなのです。

やらなきゃいけないことは分かっているんです。大事なことも分かっているんです。

でも・・できない・・・ノらない・・頭が動かない・・・

これは注意されてできるものではないのです。

で、あるなら意図的に「ノる」ようにもっていくのがベスト。

先に「成功体験」を作りましょう。

簡単な、絶対「合ってる」と自信がつくような問題から始めましょう。

「スラスラ解ける!」って誰しも悪い気はしません。むしろ「快感」です!

この感情・感覚を先に体に入れましょう。

この「快感」が強ければ強いほど「ノれ」ます。

「せねばならない」では時間ばかり浪費し、頭にも入らないものです。

時間・精神的負担軽減のためにもぜひ、簡単なものから始め、「成功体験」を作ってください。

 

 

 

三、<リスニング問題は音声が始める前に「問題そのもの」を理解する>

リスニング問題とは、単に「聞き取れているか」だけではなく、

答えを選択・記述する際、その質問・問題自体を理解し解答しないと、「点数」には結びつきません。

例えば「音声1回のあと質問文が1回×2」なのか

或いは「音声2回のあと質問文が2回」なのか

これは、先に頭で「了解」しておかないと、かなり動揺します。

音声そのものがそう難しくないのに

「質問の流れ・形式」が頭に入っていなかったため、点数取り損ねている子がものすごく多いです。

「リスニング問題の形式」までひっくるめてのトレーニングが必要です。

とっさに「問題形式」を理解でき、対応できる力は最強の武器になります。

ぜひここまで見据えての勉強法を身に着けてください。

 

 

 

四、<文法は「説明で」ではなく「例文」で覚える>

とにかくできる限りの「例文」に触れてください。

ひとつの文法項目に「2,3個の例文」で理解しようと思わないでください。

「理解できるもの」とは「頭の中で想像できるもの」です。

「説明文」何度読んでも「想像」は難しいです。

例文を集められるだけ集めて、たくさんの例文を「体験」するのです。

例文の量が多ければ多いほど、よりリアルに細かく想像できます。

このリアルさが文法理解には必要です。

鮮明な想像が、あらゆる文法問題に対応できるのです。

今後ぜひとも「例文」にアンテナを張ってください。

 

 

 

五、<疑問点は即!解決させる>

これはどの教科にも言えることかもしれませんが、

特に英語は,「分からないところが分からなかくなった」   に陥りやすい教科です。

基本、積み上げ式に学んでいきますので

「下」の方で分からなくなったものが、そのまま放置されると

積み上げようと積み上げようとしても、積み上がりません。

「やってもやってもわからない」状態が続くのです。

一番の特効薬は、「即、聞く」です。

ちょっとでもささいな疑問点があれば、すぐ、その場で「聞く」のです。

この場合「聞く」対象者は、学校や塾の先生、友達になると思いますが、

授業中が難しければ、授業後すぐ、先生や友達をひっ捕まえて聞くのがベストです。

ただ非常に悲しいことなのですが、

学校の先生に質問をしに、先生のところまで行ったら、今は忙しいからと断られた」

「このくらいもわからんのか?と説教され、いやいや教えてくれた」などの対応をされた子供たちがうちの生徒さんの中でもよくいます。

もちろんこの子たちはそれ以来、学校で先生に質問は一切しなくなりました。

教師が、子供に勉強教える以外にしなきゃいけないことってあるのでしょうか????

・・・ここでの意に反しそうなのでこのくらいにします・・・

ともかく、

そもそも子供とは、面倒くさがりで、忘れっぽいのです。

そこを前提に、「即、質問。即、解決」をしていってください。

「分かる」からこそ、やる気をもって前へ進めるのです。

「疑問点がない」からこそ、積みあがって早く到達するのです。

これも重要な勉強法です。

 

以上5点、、

ぜひ、ワーク・宿題プリント・参考書などの勉強を始める前に

この五点を頭に入れて取り組んでください。

「どれだけ分かっているか」は自分にしかわからないですから・・!!!

 

今日も最後までありがとうございました。

野原めぐみ

コメントを残す