英会話に「緊張」は悪

こんにちは。メグミです。

昨日、

小学生低学年の英会話レッスンを行いました。

ちょうど、その日がたま~におこなう

保護者が見学する「参観レッスン」の日でした。

 

終了後・・・落ち込みました・・・

近年まれにみる落ち込みでした・・・

 

通常

小学生低学年はめちゃめちゃ元気です。

注意しなきゃいけないくらい

よく動き、よくしゃべります。

なので授業も活気があって、空気感が「楽しい!!」のです。

ところが・・・

ところが・・・・!

昨日のレッスンは

全く注意をしなくてよかったのです

姿勢もよく、私語を一切しないのです・・・!!!

大問題です。

英会話は「口を開いてナンボ」の世界です。

姿勢よくしている場合じゃないのです。

それよりも一語でも多く言葉出さないと!!

 

お母さんたちが見てると結構静かになるだろうな・・・

今までの経験から、

ある程度想像・想定して授業に臨みました。

・・想像以上でした・・・

 

子供たちが、ものすごく緊張・硬直していました。

体が硬直しているというよりも

口の筋肉が硬直していました。

顔はにこにこ普通と変わらないようでも

口が全く動きません。

平気で皆の前へ出て話そうとするのに

口から音が出ません・・・

お母さん達に

「こんなに話せているんだよ!」ってところを

見せたかったのですが・・・

60分間、最後までいつもの調子は戻りませんでした。

 

すると、あるお母さんがレッスン後、

「先生~、うちの子行儀悪くてすみません~

きちんと座っておくように、私、子供をじ~~~っと睨んでました!!

もう オーマイガッ!!! です

 

これ・・・やはり日本人の特質でしょうか・・・

「授業」という枠の中で

「何を学ぶか」より

「よそさまに迷惑をかけない」「進行を妨げない」に重きを置いてしまう・・・

私から言わせれば

足を組んでいようが、疲れたかっこをしていようが、

その子が、先週よりもっと英語を口から話してくれたら

その授業は「いい授業」なのです。

つまり

大事な「口」がカチコチになってしまう「緊張」や「プレッシャー」は

英会話には全く必要ありません。

というより「悪」です。

どれだけ緊張をほぐしてゆるませて

楽しく自然と口を開かせるか

ここが、私たち英会話講師の最大の仕事なのかもしれません。

「酔っぱらうと英語が話せるようになる」とよく聞きます。

確かにそうですね!

まさにリラックスしてゆるんで楽しい状態ですから

一番「英語が話せる状態」だと言えます。

おススメします!!

20歳過ぎた方にはぜひ取り入れていただきたいトレーニング法ですね!(笑)

 

とはいえ未成年の生徒達には

それは無理な環境ですから

大人たちが

不必要な緊張は与えないようにしたいものです

 

ひとつまた、私の課題が明確になりました。

「いい参観日」でした!

 

ありがとうございました!

野原めぐみ

 

 

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