なんでハロウィンパーティするの?

今年も終わりました・・・。

面白いくらいに町は一晩でクリスマス仕様ですね(笑)

うちの教室も今年で6回目のハロウィンパーティー行いました。

大盛況でした。

そのハロウィンの数日前

ある小学生の子供が言いました。

「先生は、なんでハロウィンパーティーをするの?」

・・・・しばらく考えました・・・

 

 

そしてこう答えました。

 

「先生は、外国の言葉を教えているので

みんなに外国の文化も少し知ってほしいと思ってやってるんだよ。」・・・・。

 

このいかにも「もっともらしい」コメントに自分で自分に違和感が残りました。

本当にそう思ってんの?

ただ流行りにのっかってるだけじゃない?

「収穫祝い」も「悪霊払い」も知らないくせに・・・

と自分に言いながら、当日(10月31日)を迎えました。

 

自分で言うのもなんですが

うちのハロウィーンパーティーすごいです。

超「子供のパーティ」です。

きっと子供から見たら、うちの家(教室)は

毎年ハロウィンのこの日は「おもちゃ箱」です。

玄関からたくさんのパンプキンでお出迎え

ドアを開けるとコスチュームが並べられ

何層ものクモの巣に

山盛りのお菓子食べ放題

みんなで「リアルハロウィンかくれんぼ」等など・・・

毎年子供たちが興奮し過ぎているのが分かります。

今年も大成功でした!

 

ただひとつ今年ちがっていたのは

教室に来ている子供達の「友達」も近所から少しご招待したのです。

すると、ここは田舎だからでしょうか

どこからか聞きつけたのか

顔も知らない(招待してない)子供たちが玄関の前に5.6人は立っていました・・・

私は迷ったあげく、せっかく来たのだからと中へいれました。

気付いたら、子供の数が30人近くになっています!!

この人数を大人の私一人が切り盛りしなければならないのです。

参りました・・・きつかった~~!

でもそれよりきつかったのが「気持ちの面」でした・・・

 

招待した(招待してないのに来た)子供たちのほとんどが

  1. 自分の食べたお菓子のゴミを散らかし落とす
  2. 主催者(私)に何も言わず無言で帰っていく

こんな子がたくさんいました。

パーティが終わりずっと一人悶々としていました。

悶々の正体は「2」が原因と分かりました。

 

私は毎年「自払」でパーティを行います。

それはいいのです。何も惜しくはありません。

ただ私も人間なので

「ありがとう。」とか「楽しかった。」の「労いの言葉」が欲しいのです。

その一言があれば、すべての労力が報われます。

大人相手のことなら

きちんと口に出して、あいさつ代わりにでも言ってくれますよね。

しかし子供相手にはそうはいかない

ましてや、お稽古事やクラブなどに入ったことがない子は

学校以外の集団での「場・コニュミティ」の状況を知らないので

自分たちが楽しんではい、終わり。

うえ~~もう来年は「招待」は「なし」にしよう~しんどい~~

 

けれど、今朝になってこう思えてきました。

私の知ってる外国人は小さな子供でも、人と会った最後は必ず

「会えてよかったこと」「感謝の言葉」「よい時間が過ごせたこと」など必ず添えて

その場を後にします。

これって人間としてとても素敵な習慣で

「自分が今ここにいる意味」が肯定され、元気になるのです。

日本人はこの「言葉による意思表示」が下手です。

ましてや(と言っていいのか)私が住んでいる超田舎では

ましてやそこで暮らしている子供たちは下手で当然なのです。

 

そんな子供たちに私がハロウィンというイベントを通して

指導ってほどのことじゃないけれど、

外国人の「お礼を言葉にして表す習慣」を伝えていけば

これこそが「外国の文化」を紹介することなのです!

 

先生、なんでハロウィンパーティするの?

 

この次は潔く答えられそうです。

 

今日も最後までありがとうございました。

野原めぐみ。

 

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