SNSの普及により、
国内だけでなく、世界中の人といつでもどこでも簡単にコミュニケーションが取れるようになりました。
Facebook・Twitter・LINE・Skype・チャット・メッセンジャー・・などなど
これらは、もう特別なことではなくなってきました。
SNSを通して世界とつながるためには「英語」は必須条件です。
そして、その「つながるための英語」もほとんどが中学英語でいけます!
今回はそんなSNSで使える「英語コメント」と「英語のネットスラング」を紹介します。
目次
SNS英語表現1:自己紹介編
SNSでは自己紹介を入力する機会がたくさんあります。
SNSに何気なく投稿した写真や情報、コメントがきっかけになり、新たな出会い、ビジネスが生まれることもあります。
マイページを作成する際にも参考にして下さい。
自己紹介:名前
・私は野原めぐみです。 → I’m Megumi Nohara.
・私の名前は野原めぐみです。 → My name is Megumi Nohara.
(カジュアルな表現)
・こんにちは(初めまして)!めぐみです。→ Hi! My name’s Megumi.
自己紹介:職業・何をしているのか?
“I’m + 職業(具体的な職業名、学生等)” のパターンで作ります。
・私は東京で教師をしています。→ I’m working as a teacher in Tokyo.
・私は大阪でエンジニアをしています。→I’m working as an engineer in Osaka.
・私は〇〇銀行で働いています。→ work for 〇〇 Bank.
・私は建築会社で働いています。→I work at a construction company(コンストラクションカンパニー)
・私は〇〇大学の学生です。専攻はXXXです。
→ I’m a student of 〇〇 University. My major (メイジャー) is XXX.
・独身です/既婚者です。 → I’m single/married.
・主婦/主夫です。 → I’m a house wife/house husband.
・定年退職者です。 →I’m a retired employee(リタイヤドゥエンプロイー).
自己紹介:家族構成を紹介する
家族構成を紹介するパターンもあります。
・夫と2人の子供と暮らしています。 → I live with my husband and two children.
・「めぐみ」という娘が1人います。 → I have a daughter, Megumi.
自己紹介:趣味、興味関心
・テニスが好きです。or 趣味はテニスです。 →I like playing tennis.
・ポップを聞くのが好きです。 →I Ilke listening to Pop music.
・XXXが大好きです。 →I’m big fan of XXX.
XXXの部分には趣味(映画鑑賞、読書、スポーツなど)を入れます
「(スポーツチーム、歌手、俳優等)のファンです。」という意味でも使えます。
→I love eating, drinking and cooking.
SNS英語表現2:ありがとう編
一般的なお礼の「ありがとう」とは別に、
SNS特有のいろいろな「ありがとう」のパターンがあります。
下記にSNSでよく使われる表現を紹介します
①リクエスト承認ありがとう
まずは、友達リクエストをして、相手が承認してくれた時のお礼の一言です。
これだけで伝わります。
②リクエストをありがとう
次に、相手から友達リクエストをもらって、そのお礼を言う一言です。
③コメント・メッセージをありがとう
相手からコメントや、メッセージをもらって、そのお礼を言う一言です。
→Thank you for sending me your message(comment)!
④その他の「ありがとう」
そのほか「シェア」や「返信」のお礼として使う「ありがとう」があります。
・写真をシェアしてくれてありがとう。 →Thank you for sharing picture.
・返信ありがとう。 →Thank you for your reply.
SNS英語表現3:ほめコメント編
相手の投稿記事に対してポジティブなメッセージを送る時に使えます。
素敵!きれい!可愛い!の表現
①素敵な写真ですね →Nice picture. /Lovely picture.
②すごく可愛い/綺麗ですね →So cute! /So beautiful! /So pretty!
このような表現は、まさにSNSならではのやりとりですね。
相手を肯定する表現
どちらも「(私も)そう思う!そうですよ!」という意味の強調表現です。
SNS英語表現4:あいさつ編
SNS上での始まりのあいさつ(”Hi!”、”Good morning.”等)はとてもわかりやすいと思いますが、
皆さんはお別れのメッセージを送る時に迷ったことはありませんか?
下記によく使われるシーン別のお別れのあいさつを紹介します。
さらに、メッセージの訂正文を送る時の英語表現を紹介します。
①「~によろしく系」
「〇〇さんによろしくね!」の表現も英語では豊かです。
「カジュアルさ」と「丁寧さ」で分けてみました。
カジュアルな場合
・メグミさんによろしく。 →Please send my love to Megumi.
・メグミによろしくね。(よりフレンドリー) →Say hi to Megumi.
丁寧に伝える場合
→Please send my regards(リガーズ) to Megumi. / Please give my best to Megumi.
②「そろそろお別れ系」
ラインでも、チャットでも、「その場」を離れる時の「終わりの表現」です。
・そろそろ行かきゃ。またね! →I gotta go now. Bye!
・もう行かなきゃ。 →I have to go.
・OKメグミ。じゃあまたね。 →OK, Megumi. I’ll let you go.
※” I’ll let you go.” は日本語らしく表現すると「もう行っていいよ。」という意味なので、お別れのメッセージを送る側が使う表現ですね。
③「ケースバイケース 挨拶系」
週末・休暇の時期・イベント前等にメッセージのやり取りをする時に使える表現です。
・楽しい1日を過ごしてください。 →Enjoy your day!
・よい週末を! →Have a nice weekend.
・楽しんできてね! →Have fun!
・気を付けてね。 →Take care.
➡この表現に対して“Take care, too.(あなたも気を付けてね。)”という返事をもらったことがあります。
④「ミススペル」を訂正したい表現
ミススペルや誤った単語を書き込んでメッセージを送ってしまった時、それを訂正したい!
そんな時に使えます。
例えば間違えて・・「”Suzhi sounds good.” スジがいいですね!」
あ、違う!「Sushi」って書きたかったのに・・。そんな時はこう送りましょう。
ここでの“I mean.”は「~ってことね。/ ~という意味です。」って意味です(笑)。
SNS英語表現5:ネットスラング編
日本語のネットスラングと同様に英語にもネットスラングがあります。
SNSでのチャットや情報のアップデートにはスピード感が求められます。
その「スピード感」の中でまるで「暗号?」のようなスラングが飛び交っています。
スラングですので、基本は「友達同士フレンドリーな関係の場」で使われるのが主ですが、
最近では「ビジネスシーン」でも、外国人の同僚や上司とチャットで打ち合わせ・連絡の際に「ネットスラング」が使われることもあるようです。
ビジネスシーンであれば「英語のネットスラング」と言うよりは「英語の省略系」と言った方が適切かもしれません。
その際でも、あくまでもビジネスシーンに相応しい英語表現を使いましょう。
下記によく使われる英語ネットスラングをシーン別にまとめました。
カジュアルなシーンでのネットスラング
まずはカジュアルシーンでよく使わるネットスラングです。
ネットスラング /原型の英語 /日本語 で表しています。
LOL | Laughing out Loud | (笑) |
ROFL | Rolling On The Floor Laughing | (爆笑)クソワロタ ”LOL”を更に強調。(床を転がり回るほど笑っている)の省略形。 |
IC | I See | なるほど/わかった |
CUL8R | See You Later | またあとでね。 |
gn8 | Good Night | おやすみ |
k | OK | OK |
CU | See you | またね |
Thanx | Thanks | ありがとう |
なかなかよくできているなあと感心しますね。しかも早く打てる!
ビジネスシーンでのネットスラング
次にビジネスシーンです。こちらは「くだけた英語」ではなく「簡略化」重視です。
ASAP | As Soon As Possible | なるべく早く |
FYI | For Your Information | 参考までに |
BTW | By The Way | ところで |
AFK | Away From Keyboard | 離席中です。 |
BRB | Be Right Back | すぐに戻ります。 |
HTH | Hope This Helps | お役に立てばいいのですが(相手に何か教えてあげた後に送る) |
一目瞭然。便利。効率いい!普及するのもうなずけます。
グループチャットでのネットスラング
SNSグループ内の会話であれば、グループ特有の表現もあります。
PMFJI | Pardon Me For Jumping In | 割り込んでごめんね。 |
WB | Welcome Back | おかえり!(チャットを離席していた人が戻ってきた時) |
おすすめ SNS英語表現の本
もっとSNS特有の英語表現を詳しく知りたい方にはこちらの本をどうぞ。
英語での会話の幅がぐんと広がり、コミュニケーション能力が高まります。
英語でSNSトーク そのまま使えるネイティブ表現800
まとめ
SNS特有の英語表現もネットスラングも基本は英語で手紙を書く事と同じです。
ただ、SNSでは返信までのスピードが重視されます。
よって、SNSが普及すればするほど、簡略表現やネットスラングが広がっていくのでしょう。
もちろんSNSは返信の速さも大切ですが、
ビジネスシーンや改まったメッセージを投稿したい時は表現の仕方を工夫したいところです。
そういった意味では、手紙やE-mail特有の丁寧な表現も参考になります。
このSNS特有の英語表現を自然と使いこなすと、「英語」や「英語圏の友達」とも、より距離が短くなるはずです。
世界がより近くなりますね!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
野原めぐみ
はじめまして。野原めぐみと申します。英会話講師をやっております。長年指導させていただいている経験から、
「中学英文法」を体感的にまで理解できることが、英会話上達の最短距離!
だと実感しています。
非母国語圏の人間だからこそ分かる、「肝」をズバリ提供できればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
わかりやすかったです。
ある方から聞いたんですがGoogleってのは見る人中心で分かり易いほど評価が高いそうですね。
そういう意味でも素晴らしいとおもいます。
期待してます頑張って下さい。
kosuker2 様コメントありがとうございます!確認が遅くなり申し訳ありません。
「わかりやすい」は、何より嬉しい言葉です。ありがたいです。
そうですね。私もGoogleの「絶対的ユーザーファースト」という理念に感銘を受けています。
はい!地道にでも確実に頑張ります。ありがとうございます!