こんにちは。メグミです。
知り合いの、あるお母さんから相談されました。
「中学二年生の息子が、英語の成績が上がらない。単語が覚えられなくてどうしたらいいか困っている。」
息子さんの勉強法を聞くと、
とにかく単語をたくさん紙に書いて覚えている・・・とのことでした。
私は即答しました。
「単語は紙に書いても覚えないからやめたほうがいい。」と。
そうなのです。
単語は、紙に書いて覚えるものではないのです。
単語は、「声に出して」覚えるものなのです。
現に私ですが、
単語を書いて覚えたことは一度もありません。
でも、中学3年間分の教科書に記載ある単語全て書けます。
先生だから当たり前だろう!と言われそうですが、
子供達より古い人間が「暗記」するのは至難の業です。
なんで覚えてるかというと
授業準備のために、とにかく教科書を読みます。
読む。読む。読む。読む。読む!!!
これです。
文を読むことで、
単語「単体」にならずに、自動的に他の語と「関連付け」をしている。
関連付けされたものは、どんどん頭に入りますし、
第一、「書く時間」と「読む時間」
「読む時間」の方が断然、作業は早いですよね!
短時間で
「目」→「口」→「耳」→「脳」を使っているのです。
「スペルが書けない・・・!」と焦りそうですが、
いったん、「書く」ことは置いといて
「読む」ことに集中した方がいいです。
文全体、会話全体をつかみながら、関連付けで頭に入れていく。
「読み」に集中する
意外と早い期間で覚えてくると思いますよ!
うちに来てる中学生にもいました。
中学に入学して初めての1学期中間テスト辺りで
「全然単語が覚えられない・・」と、うるうる泣いていました。
でも、書こうとせず
「きちんと読めるようになろう。」と終始言っていました。
1学期の間はしばらく手こずっていましたが、
だんだんミスがなくなり
2学期の中間テスト辺りには、単語問題が解消されていました。
逆にその子は「音読」がとても上手くなり、
発音がネイティブに近いし、
文法問題に強くなりました。
音読・「音出し」は最強の勉強法です。
書くのはその後でいいのです。
とにかく口に出して、言って、言って、言って・・・
言って頭の中を整理しながら、新しいものをインプットする
効率よく定着させる英語勉強法はこれです!
今日も最後までありがとうございました。
野原めぐみ。
はじめまして。野原めぐみと申します。英会話講師をやっております。長年指導させていただいている経験から、
「中学英文法」を体感的にまで理解できることが、英会話上達の最短距離!
だと実感しています。
非母国語圏の人間だからこそ分かる、「肝」をズバリ提供できればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
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