指導法

こんにちは。メグミです。

指導法とは・・・・

なんてたいそうなことを言える立場ではありませんが、

10年近く子供たちを直に接してきて

私が体で感じて、

私が言えることだけを言おうと思います。

幼児から小学生、中学生までと

日々接しているのですが、

一貫して言えることがひとつ。

子供達全員が持っている欲求、

「褒められたい」という欲求です。

 

もちろん子供の年齢によっていろんな「~したい」があります。

「レッスンは楽しいゲーム遊びがしたい」

「簡単な読みばかりの練習がしたい」

「テスト形式の問題がしたい」

いろんな要望が出てきます。

でも、どの「欲求」も

「褒められたい」より上位に来ることはないようです。

褒められると、

なんだか落ち着いて

黙々と問題を解き始めたりします。

私の話をよく聞けるようになって

「頭」が目の前のこと(授業)に向いています。

 

私はこう解釈しています。

きっと

「褒められる」という現象は

その子が「自分が認められている」と思えることと=イコールで、

自分で自分を認めてあげられる

「自己肯定感」がめきめきと育つのです。

 

自分で自分を「肯定」できると

「あぁ、自分はこれでいいんだ」と

も~~~のすごく「安心」するのです。

「安心してる」ということは、

「自分はこれでいいのかな?ダメなのかな・・・」と

集中を邪魔する「想い・念」に囚われていない状態です。

この状態で学習できるのは最適だと言えるでしょう。

つまり

気持ちがうつろいやすい子供達にとって

「褒める」という行為は

「学習」を行う上で

精神衛生的に最も必要な環境を

提供できる行為なのです。

 

こうも考えられます。

「褒められること」って「自己防衛本能」じゃないかって。

世の中、勉強嫌いな子たくさんいますが、

私は、元来人間って

「学びたい・成長したい」という欲求を本能的に持っていると思っています。

ところが

あらゆる環境や条件で

「自己肯定感」が低くなり

無意識に自分に自信がなくなって

何かを「やること」自体がおっくうになったり、

思考「考えること」すらしなくなり

「勉強」から遠ざかるのです。

 

それでも!!

必死に「褒められよう」と、

「反応」を取ろうとするのは

褒められることで自己肯定感を上げて

「自らのやる気につなげたい!」という

必死な訴えではないかと・・・

 

本当は成長したいんだ!!

 

 

「生命の維持=成長・学び」をほんとは知っていて

だから生命維持のために

本能的に

「褒められる」ことを求めている・・・本当にそう思うんです。

 

必死なこの「自己防衛策」に

ちょっとでも答えてあげたい。

大げさでも反応してあげたい。

これが

ここまで私が直に接してきた基盤の考えです。

 

「ここだけ」を抑えて毎日子供達の前に立ちます。

あとは子供たちと一緒に授業を作ります。

私には

「プライド」とか「威厳」とか要らないようです。

 

今日も

子供たちの

「自己肯定感」を上げることだけ考えて前に立ってきます。

 

今日も最後までありがとうございました。

野原めぐみ。

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