英会話教材、どれが一番いい?答えは「中学の教科書」です

こんにちは。メグミです。

は?教科書?だって学校であれだけ勉強してしゃべれないのに?

教科書(=文法)?勉強しても話せるわけないじゃん!

 

こんな声が聞こえてきそうです。その通りです。少なくとも中学で3年、高校で3年必死で勉強したのに簡単な会話すら出てこない・・・ほとんどの方がこんな気持ちを抱えているでしょう。

かなり不信でしょうが、あえて言います。「英会話教材なら中学の教科書」です。

なぜそう言い切れるのか。10年以上中学の教科書を見続け、学校での英語教育現場を客観視できた立場として、その「理由と、確実に効果の出る使い方」を明確にお伝えいたします。

市販の英会話教材ではダメなの?

一般に英語教材においての「よい・悪い」は、「ペラペラ話せるようになるか・ならないか」です。

そう捉えたとき、どの市販の英語教材もぺらぺらにはならないです

なぜそう言い切れるかを先にお伝えします。

 

 

インプットとアウトプットの違い

よく、英会話の勉強法においても「インプット・アウトプット」の言葉が頻繁に使われます。

その際一般的に、「単語・文法学習や黙読、リスニング」など、「音に出さない勉強法」をインプット、「スピーキングやリーディング(音読)」など、「口から音を出す勉強法」をアウトプットと位置付けています。

その上で、「私どもの英会話教材はインプット・アウトプットが非常にバランスよく学習できます!」などとアピールしている英語教材をよく見かけます。

私はこの位置づけが「英会話」においては違うと断言します。私の考える「インプット・アウトプット」は以下の位置づけになります。

[インプット]
●語彙力
●文法理解力
●英作力(文を頭の中で組み立てられるか)
●リスニング力
●発音
●スピーチ・スピーキング力
(言える力。「話せる」とはまだ違う)

[アウトプット]
●瞬発力
●応用力(アバウト力)
(以上2点をひっくるめて「運用力」と言ってもいい)

 

お気づきでしょうか・・?
このインプットアウトプットの境界線。つまり違いですが・・分かります?

境界線は、そう「対:相手」です。

「相手が存在することで発生する作業」が英会話での本来のアウトプット学習です。

 

 

 そもそも英語教材はインプットの段階

そう考えると、非常に残念なお知らせですが・・・「そもそも英語教材はインプット作業でしかない」のです・・・
世の中数あまたある教材。どんなに高額な教材でも、残念ながら「インプット作業」です。

ですからそもそも、英語教材に「ペラペラ」を求めることがはなっから無理なことなんです。

ですからもっと言うと、教材業者側の「あなたもこれでペラペラに!」なんて宣伝文句。本来は言うべきではないのです。・・・嘘と言わざるを得ません。

 

あの選手には・・「アウトプットの場」があるからです

見ていて一番心痛くなる宣伝が、あの超メジャーな「聞き流し教材」です。

「あの石〇選手もこれで英語がみるみる話せるようになったんです!!」・・・・。

一瞬でも「え?じゃあ私もこれ聞けばあんなに話せるようになるんだ!?」と思った人がかなりいると思います。

違うんです!!!

あの人には「アウトプットできる場所がある」から話せるようになったのです。
「海外に住む」という、「外国人に囲まれて生活する」という場所があるから、あの教材が成り立つのです。

日本国内に住み、まして外国人と話す機会なんてそうない私たちが、あの選手に憧れ、あの教材を使ったところで話せるようには・・・物理的にあり得ないことなのです。

 

 

教科書も当然ながらインプット。けれど・・・

じゃあ、教科書だってインプットじゃん!

はい、中学の教科書もまぎれもなくインプット学習用教材です。

ただ、インプットで学べる「質と量」が、ど~う見たって他の市販教材よりも、「自分のスキルになる=即戦力になる」という点でずば抜けています。

このインプット学習と「同時進行」でアウトプットを取り入れることで、真の「英語を話せるようになる」最短コースが成立します。(アウトプット作業については、後ほど詳しく説明します)

では、どうしてそこまで「中学の教科書がいい!」と言い切れるのか。その理由を次章で述べたいと思います。

 

 

 

なぜ中学の教科書が英会話に最適なのか。6つの力を引き出す5つの理由

英会話上達に「英語の教科書」は200%有効です。

世の中の数々の市販教材、英語塾を経験した私からしても、こんなに学べる教材はほかにありません。

文法理解なんて、最低ラインの効能です。そこから先の「効能」が山ほどあります。

なぜそこまで言い切るのか?そのわけを5つ述べさせていただきます。

 

 

理由1.「学校」という場所が教科書の価値提供をしていない

「中学3年間の英語なんて何も残っていませんが・・・?」

なんて声が聞こえてきそうですが、それもそのはずです。

現実、英語の教科書があまりにも有効活用されていません。

申し訳ありませんが・・・私の感触で言えば・・・現場の学校の先生の多くが、英語の教科書がもつパワーの1/10のパワーも使えてない気がしてなりません。

目の前にある勝てる「武器」
敢えて生徒に触らせていない、武器の使い方を教えていない・・・
そんな現実が未だにあります。

実は、中学英語の教科書を最大限に活用し尽くすことで「インプット」である

  1. 語彙力
  2. 文法理解
  3. 英作力
  4. 発音
  5. リスニング力
  6. スピーチ力・スピーキング力

ここまでのことが中学の教科書でできるのです。本来ならそうなのです!

しかし現実はあまりにも「価値提供」されていないがゆえに、「教科書勉強したって話せやしない!」になってしまっているのです。
ここに大きな理由のひとつがあると言えます。

 

 

理由2.5年に1回英語教育界の頭脳が集結

学校の教科書は「五年に一度改訂」されています。これは、「教科書」としてみると当然のようですが、「一般教材」としてみると大変価値のあることです。

市販の教材にはまずできないことです。あの有名な某教材も、少なくとも20年は・・同じ内容です。「こんな場面設定、今はありえない・・」という会話だったり・・・

五年に一度、「日本人にとっての英語教育」分野の第一線で活躍している「日本人・ネイティブの両専門家」が約35人、著作者として集結し、「更に新しく・更に最良な教材」を提供しています。

「日本人が英語を習得するにはもっと何が必要なのか・・?」を毎回問い、毎回改良していく姿勢が本書からビシビシ伝わってきます。

毎回確実に「出し切った」最高品が出来上がるのを目にすると、この「頭脳」の方たちの「英語・英会話学習に対する熱い思い」を感じずにはいられません。

 

 

理由3.緻密に計算しつくされた積み上げ式体系

この図で分かっていただければありがたいですが、

中学英語教科書の一番の特長が、この「文型重視の積み上げ式法」です。

文法・文型を学ぶことは、私達日本国内で英会話を習得しようとする人にとっては最大の武器になります。
よく、「文法なんか要らない」という言葉もよく聞きますが、あれは「海外生活経験のある人たち」の言い分です。

文法が要らないというのなら、海外での習慣・考え方・価値観がまるで分らない私たちにとって、何を「基準=土台」に力をつけたらいいというのでしょう。
海外生活経験が豊富な人たちは決まって「文法要らない」と言います。それはあなた達だからそうであり、石〇選手もまたしかりです。
国内のみで英会話を「体得」しようとするなら、「中学文法体得」は超最短コースなのです。

そしてその文法・文型を、この「中学英語教科書」が最も確実に定着させてくれる便利なツールなのです。
具体的に挙げてみます。

 

文型を導入するタイミングが絶妙

数学などの他教科でも多くが「積み上げ式」ですが、英語に関しては特に顕著です。

上の図に戻りますが、教科書には絶対に「セクションごとの切り売り」はありません。

よく市販教材の宣伝文句に「ただフレーズを覚えていけばいいのです。」とありますが、それって英会話習得するまでめちゃくちゃ時間かかるってご存じですか?
だって、「ひとつのパーツ」を覚えたとしたら、「次のパーツ」は、また同じだけの時間・労力使って覚えなきゃいけないですよね・・・。そしてまた「次のパーツ」・・「次のパーツ」です。

その点、教科書はセクション同士が関連付いており、「包括的に」学ぶので
例えば「セクション2」を学ぶとき、「セクション1」での知識を大きく借りて理解するのです。
結果、セクション2は、そんなに労を要せず「セクション1」の上に知識として積み上げられ、「セクション1」自体も「より強固な知識」として定着していくのです。

この「セクションの導入タイミング」が絶妙で、少しの無駄もなく、「より盤石な・より頂上高い力」がつけられるのです。

 

豊富な場面設定会話

絶妙な文法導入と並行して「場面ごとの日常英会話」も提示しています。具体的には「レストランで」「買い物で」「道案内」「電話で伝言を聞く」などなどの場面設定された日常英会話表現も大変豊富です。

これも、場面設定だからと言って「場面ごとの切り売り」はありません。導入される文法に沿って、関連付けながら学ぶことができます。

ひとつの学びが、新たに学ぶものへの手助けもしてくれるという・・本当に効率よくできています。

 

 

理由4.実際の会話につながるリアルかつ自然な文構成

「文そのものがリアル」です。

やはり5年に一度は改訂できる特権ですよね。その時代「今」に沿った言葉や内容にフォーカスして会話やストーリーが展開されています。

もちろん普遍的な言葉は常に重要視されています。ただ、これだけ変化が激しい時代です。人々が使う言葉も変化に富んでいます。そんな点も見逃していません。

例えば「share(共有する・分かち合うの意)」という単語、五年前から中学の教科書に登場しました。それまでは習わなかった単語です。時代の風潮を物語っています。

あらゆる場面でこういう「意識」が見て取れます。

 

 

理由5.教科書ってたったの500円!

要は「英会話が習得できるか」なので、費用を理由にはしたくありませんが
それにしても検定教科書って・・・安い!!

1学年分の教科書1冊・・・書店で500円で買えます!(アマゾンでは前後変動してます。)
学習時には必ず「音声」が必要なので、これプラス音声CD付き解説書があるのですが、それでも1冊2700円です。


これだけのクオリティーでこの価格・・・コストパフォーマンス良すぎます!もしあなたが何かの教材と迷っているのなら、いえ、迷っていなくても、「中学の教科書」という教材を選択して間違いはないと思います。

 

 

 

200%使いこなす!英会話教材としての教科書活用法

では、具体的に「教科書をどう使っていけばいいのか」を述べていきます。

 

 

最初に必要なアイテム

以下の3点が必要です。これ以外は要りません。

1.中学英語教科書1年生
2.CD付き教科書ガイド1年生
3.教科書ワーク集
一般に「中学の英語教科書」とは、数社の出版会社から、それぞれ「違う名称」で
検定教科書として各地方自治体の中学校に送り出されています。
なので「その地域ごと」にどの出版会社の教科書なのかが異なるので、
全国で統一されている訳ではありません。
その中で私は、「Sunshine(サンシャイン)」という英語検定教科書を
提案させていただいています。

基本的に「英会話がなかなか口から出てこない」と思われている方は、「中学1年生の教科書」から定着させることをお勧めします。

教科書の数ページを見て「なんだ、簡単すぎて勉強にならない」と判断しないでください。ものの「2プログラム」分くらい進むと、とたんに口から文が出てこなくなります。

その「途端に分からなくなる分岐点」が1年の教科書の中でも数か所あるのですが、その「分岐点」にしっかり留まり心底「からだ」で掴み、ステージをあげていく・・・この効率的な積み上げ学習法上からも、中学1年生からが望ましいです。

ただもしあなたが、「時制」的なことを述べるのが容易で(現在進行してること・過去のこと等)、難なく口から出てくる状態の方であれば2年生教材から進めてよいと思います。

 

 

Program(本文)セクションの学習法

教科書の「主軸」となる文法・文型セクションが「PROGRAM」です。

PROGRAMは1から10で構成されています(1年生に限っては、PROGRAM2からが、本格文法導入です)

 

文法(文型)を大量の例文で理解する。

まずは、PROGRAM内の各文法・文型の理解が先決です。学習法としては「大量の例文で理解する」です。説明はそこそこに、とにかく例文にたくさん触れるのです。そのための「教科書ワーク」です。教科書を開き、並行してそのセクションの例文問題をあるだけ解いてください。
解き終えたら、解いた各英文を数回声に出して読みあげて「音」でも確認してください。

 

新出単語で「音(発音)」チェック

次にPROGRAM内の進出単語のチェックです。CDを使います。大事なのは、「単語の意味」を覚える作業ではなく、自分でその「音」が出せているかのチェックです。なので音が出せていないようなら、念入りにCDでリピートしながら音が「言い分け」られるようになってください。集中してやれば、ここだけでもかなり効果のあるトレーニングになります。
最後に、分からない意味を「巻末」で調べます。

 

本文・会話文のCDリピート・シャドーイング

まだ「日本語訳」はしません。徹底して本文・会話文を「真似」します。CDと同じ「音・速さ・リズム・イントネーション」で言えるようになるまでリーピート・シャドーイングを行います。ここを徹底すると「口周りの筋肉」がかなり疲れます。そのくらい音を出してください!ということなのです。同時にリスニング学習にもなっていますので効率いいですよ。
ここまで読み込んでそれでも意味が分からない文は「教科書ガイド」で確認します。

 

まとめ問題を解き、暗唱で定着させる。

仕上げです。「教科書ワーク」の「まとめ・総合問題」を解きます。「イディオム(熟語)」問題も出てくるのでここも怠らず、解いた後の例題文も必ず数回読み上げます。

総仕上げです。教科書の本文を「暗唱」します。「まるまる暗記」は難しいですので「日本語訳を見るとさっと文が口から出てくる」状態になるとOKです!
ここまで到達するのにかなり口を動かしているので、いままで「なんとなく」だったものが、「自分の言葉・英語」として定着しています。

 

 

Speakingセクションの学習法

リアルな「場面設定会話」のセクションです。

 

何も見ずにまずCDを聞いてみよう

基本的に「PROGRAM」と同じ学習法でよいですが、ここでは、教科書を開く前にCDを聞くとよいです。二人が何を話しているのか、何も見ずに少しでも分かると自分の自信にもつながります。

 

場面特有な会話表現にフォーカス

このセクションには「全く新しい文法の導入」はありませんから、「新出単語」の音チェックから行ってください。あとは「PROGRAM」と同じ流れです。ただ、ここでは「場面設定特有な会話表現」がたくさん含まれていますので、そこにフォーカスし、「完璧な暗唱」を目指してください。

 

 

その他のセクションの学習法

「PROGRAM」「Speaking」セクションの他に
「Writing」「Listening」「Reading」「Word」セクションがあります。

「英会話学習」としては「Writing」「Listening」「Reading」は要らないです。
「Listening」もあまりに簡単すぎて(絵をみれば誰でも分かるという問題形式)意味ありません。

ですが、「Word(Word Web)」はやってください。
あるまとまったカテゴリーの単語(数字・序数・曜日など・・)を一気に理解し言えるようになるので、CDを活用し数字・曜日にも強くなってください。

 

 

 

「アウトプット=練習試合」までが英会話の学習です。

前章で述べた「教科書活用法」で、中学3年生までを、じっくり・ていねいに自分の体に落とし込んでください。

そして、それと並行して「練習試合」=実際のアウトプット作業が必要です。

大切なのでもう一度言います。
「英会話学習を完成」させるには、「相手が存在することで発生する作業」が絶対必要不可欠なのです。これが教材単体では物理的に不可能なので、どんな市販教材でも、教材だけでは話せないのです。

教科書を学びいろんな知識を得て・・そこで満足していてはダメです。

目的は何ですか?「英語で相手と話すこと」ですよね?
ならば、「相手を前にして話す練習」無くして目的達成はできません。最短距離でいくなら必ず実践してください!

 

 

オンライン英会話を使う

今既存する手段の中で、一番理想的なシステムです。

「コスト・時間・便利性」の三拍子

「コスト・時間・便利性」どれをとっても最も優れています。
大手のオンライン英会話スクールなら、初心者の方にもしっかり対応してますし、料金も驚くほど安い!毎日利用で月5000円ほどです。(こちらは商売あがったりです(笑))

時間も朝晩問わず1レッスン約20分の設定からできますし、ネット上なので何より便利。誰でも簡単に利用できます。

20分でよいので毎日レッスン。最低でも週2回

1レッスンは短くてよいです。20分も話せればOKです。ただ「回数」は多ければ多いほど習得は速いです。理想は「毎日レッスン」。20分だけ毎日の習慣になれば言うことありません。もししんどいようであれば・・最低でも週2回設定してください。週1ではダメです!「現状維持」程度にしかなりません。やるからには最低週2です!

とはいえ、初めて利用する方にとっては緊張するし、どうしても躊躇してしまいます。よ~く分かります。ですが、それ(緊張・躊躇)も含めて「アウトプット作業の一環」です。「言葉の違う相手と話すという学習」にぐんぐん慣れて行ってください。

「言葉の違う相手と話す行為そのもの」が、私たちが英会話を習得するうえで最も重要な学びです。

 

 

英会話教室に通う

アウトプットの場として英会話教室へ通う。これもひとつの手段です。
ただ実際、現実問題として「コスト・時間・便利性」いずれも問題が潜んでいます。

  1. コスト・・オンライン英会話より高いので、どうしても「週2」を選べず「週1レッスン」になってしまう。(「週1」では本当に意味がないのです)
  2. 時間・・・営業時間が決まっているので、レッスンが受けたい時間に受けられない。「たった20分だけ」などの希望設定はできない。
  3. 便利性・・そもそも「通えない人」には無理。自宅からあまり出られない、近くに教室がないなどの方は「機会」を逃してしまう。

以上、効率性を考えると・・やはりオンライン英会話をお勧めします。

 

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

あなたが「自分が英語をすらすら話せている姿」をリアルに想像できるよう、そこまでの道のりをより鮮明に、より具現化したつもりです。

ただ、どんなに優良な英語教材も、どんなに優良な学習法も、あなたご自身の継続がなければ価値はゼロ」なのです。

「続ける」とは・・本当に口で言うのは簡単なんです。けれど「行う」ことがいかに難しいか・・これも痛いほど分かります。

ひとつコツがあるとするなら、
「昨日より一歩前進している自分に気が付くこと」です。人は「成果」が感じられれば「続ける価値」を無意識に見出します。
「昨日より話せるようになった自分」・・・これを実感できる教材としては、「中学英語の教科書」はまさにこれ以上、適した英会話材はないです。

「切り売りフレーズ」ではなく、「英語という言葉」を積み上げて、ぜひとも全てを「ご自身の言葉」として一生使える力にしてください!!!

あなたの英会話上達を心より応援し、祈っております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

野原めぐみ

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